がじゅまるの樹の下で。

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命どぅ宝と尚泰

2017年06月22日 | ・琉球史散策/第二尚氏

 

琉球王国最後の国王「尚泰」を描いてみました。

写真が残っているので
それを元にしたものです。

 

背景に書いた琉歌は
琉球処分で尚泰が首里城を去る際、
嘆き悲しむ人々に向かって
尚泰王が詠んだものとされるものです。

 

そうです。

 

ウチナーンチュなら誰もが知っている
『命どぅ宝』というフレーズ・スローガンの元ネタです。

慰霊の日を前にして、
このフレーズを耳にすることも
多い今日この頃ですね。

 

 

戦さ世(ゆ)ん済まち
弥勒世(みるくゆ)ややがて
嘆くなよ臣下
命(ぬち)どぅ宝

 

戦の世も終わり
やがて平和な世が来る 
臣下たちよ嘆くでない 
命こそ宝なのだ

 

 

でも本当に尚泰が詠んだのではなく
後のウチナー芝居の中で
尚泰(役)が詠んだもの、
というのが実際の所なのだそう。

 

どちらにせよ、
ウチナーンチュの心に響き、
受け継がれてきた大切な言葉であることには
違いはないのですが。

 

 

さて、尚泰の写真はもう一つあります。

せっかくなので
そっちもイラスト化してみましたよ。

(敢えて元写真を反転させました)

 

写真写りのせいなのか、
ちょっと目つきが悪い尚泰様です(^^;)

断髪後なのか、襟足の所が丸いです。

 

 

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