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脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!

白老町- 25年度から西いぶり広域連合 建て替え後のごみ処理施設へ移行検討/北海道

2017年04月29日 17時53分56秒 | 中間処理施設等

苫小牧民報で「25年度から広域ごみ処理施設へ移行検討-白老町」の報道

白老町というと、火災報道などのあった「バイオマス燃料化施設」、勝手にRDF(固形燃料)施設かと思っていたが、白老町の「ごみ分別事典・燃料ごみ」をみると「汚れていない紙類・やわらかいプラスチック」となっているので、RPF(固形燃料)なのだ。それにしても「汚れていない紙類」はもったいないな。白老町の「燃やせるごみ」は、登別市のクリンクルセンターで処理しているようだ。

また、西いぶり広域連合というと、現稼働中の「キルン式ガス化溶融炉」はどうなっているのか気になる。室蘭市内で建替計画となっているので、どんな計画なのかホームページ内を検索してみたが、、、でてこない。「西胆振地域廃棄物広域処理施設整備検討業務委託プロポーザルの選定結果」をみると、「長寿命化する場合と新設する場合、双方の費用や事業スケジュールの検討」となっているが、苫小牧民報ではすでに建替えを前提としているようだ。

西いぶり広域連合のサイトをみていると、「メルトタワー21事故発生時の通報連絡と公表基準(7KB)」とかがあってレベル(Ⅰ)、レベル(Ⅱ)、レベル(Ⅲ)の事故発生時の対応や公表方法などが一覧表になっていて、おもわず、JESCOのPCB処理事業の「環境安全トラブル連絡・公表ガイドライン」をおもいだした。北海道PCB処理事業所は、他の事業所よりも特別というか、北海道や室蘭市との取り決めで、「北海道PCB廃棄物処理事業に関する通報連絡・公表の取扱いについて」に沿って、区分Ⅲレベルの事故などもホームページで公表している。

それにしても、、現稼働中の施設は「メルトタワー21」という名称で、なんだかすごい名前、、、メルトダウンのような重大事故と重なってしまう。ごみ焼却施設は、三井造船のキルン式熱分解燃焼溶融炉。210トン/日(105トン/日×2基) 竣工は2003年。溶融炉の補助燃料として灯油を追加使用とかで、三井造船や日本製鋼所などと係争中となっていたが、それらは決着ついたのか、、新しく建て替えるとしても、もうキルン式は懲り懲りだろうが、、、

■ 25年度から広域ごみ処理施設へ移行検討-白老町
苫小牧民報 2017年4月29日
 白老町は、西いぶり広域連合が2025年度に室蘭市内で建て替え、稼働させる広域ごみ処理施設への移行を検討している。広域処理に参加した場合、処理施設までの運搬先が現在の登別市から室蘭市へと距離が伸びることによる運搬経費の増加などから、17~49年度の負担金額は105億5909万円で、現行の体制を維持した場合の負担金額に比べ2億2801万円の負担増になると試算。町生活環境課は「白老にもメリットが出る前提で負担金の見直しを行うことが首長会議で了承されており、今後大きく変動する可能性がある」と説明。6月中旬までに参加の是非を判断する予定だ。

 27日の町議会総務文教常任委員会で説明した。

 町は現在、可燃ごみや不燃ごみを登別市のクリンクルセンターに運搬し、共同処理している。一方、広域連合は室蘭、伊達、豊浦、壮瞥、洞爺湖の5市町が室蘭市で広域ごみ処理施設メルトタワー21を稼働させ、ごみ処理を行っており、施設の更新時期を迎えていることから新施設を建設し、25年度からの稼働を目指している。

 このため、建設費や運営費の負担軽減を図るため、広域連合が2月中旬に白老と登別に広域処理への参加を打診。町は登別や広域連合と参加の是非について協議を進めている。

 ... 略 …

 

西いぶり広域連合


メルトタワー21の通報連絡と公表基準


西いぶり広域連合広域計画(H21.2.20一部変更)(195KB)
(抜粋)
ごみ処理(焼却)施設及び粗大ごみ処理施設は、次のとおりです。
施設名称        :西胆振地域廃棄物広域処理施設(メルトタワー21)
所在地          :北海道室蘭市石川町22番地2
計画ごみ処理量  :年間63,400トン
処理能力        :可燃ごみ          210トン/日(105トン/日×2基)
                 不燃・粗大ごみ    47.5トン/5時間
機種            :キルン式熱分解燃焼溶融炉  ← 三井造船
                 (熱分解温度約450°C  燃焼溶融温度約1,300°C)
発電出力        :約1,980KW
ダイオキシン類  :停止レベル      0.1ng-TEQ/Nm3 以下
            監視強化レベル  0.07ng-TEQ/Nm3 以下
事業方式        :公設民営方式
運転及び保守管理:SPC  西胆振環境株式会社
委託期間        :平成15年4月1日~平成33年7月1日



三井造船のキルン式ガス化溶融炉、燃料費高騰などの問題が各地で、


関連(本ブログ) 豊橋市も浜松市も ↓↓ 三井造船 いろいろ問題多し
西胆振のごみ処理施設、赤字29億円 広域連合、建設2社と係争中 2014年04月27日
■ 浜松市と三井造船調停へ 西部清掃工場の不具合で/キルン式ガス化溶融炉(2011年11月02日)
■ 再検証で豊橋炉は「不合格」/三井造船 溶融炉(2010年12月02)
■ 灯油燃やして10億円/キルン式ガス化溶融炉/豊橋市(2010年11月20日)
西胆振ごみ不足で運営経営難に支援?日本製鋼所、5.8億円所得隠し 申告漏れ総額11億円(2009年07月09日)

 

キルン式は懲り懲りだろうが、、、
北海道PCBのように、地元企業優先とかで、新日鉄のシャフト炉を指定するのだろうか?
あるいみ、室蘭市のパワーは強烈なので、、、


一旦決まった、カワサキプラントシステムズとの契約を凍結したあとの再入札結果である。
凍結の理由が、室蘭市「地元企業(地元の雇用)でなければダメ」なので、一般競争入札とはいえ、最初っから結果は決まっていたようなものである。

北海道 PCB廃棄物処理施設設置工事(増設) 入札(再)結果は新日鉄エンジニアリングなど 2010年12月02日

 

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