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(ガス化溶融炉)建設費6億円増へ 県西部広域ごみ処理施設/佐賀

2014年07月30日 12時59分21秒 | 溶融炉、スラグ

「インフレスライド条項」、公共事業、、なんだか殿様商売とも思える、
処理方式はシャフト炉式ガス化溶融、1社入札で139億円
あげく、6億円の増額請求、、

■建設費6億円増へ 県西部広域ごみ処理施設
佐賀新聞-2014/07/30
 県西部の4市5町が伊万里市松浦町に進めている広域ごみ処理施設建設工事で、施工業者の共同企業体(JV)が工事費を6億円増額するよう求めていることが分かった。県西部広域環境組合(管理者・塚部芳和伊万里市長)はJV側と協議し、10月の定例議会で契約金額の変更を提案する見通し。
 全国的な労務単価と建設資材の高騰を受けて、国は必要に応じて工事請負金額を変更できる「インフレスライド条項」の運用を自治体に求めており、その手続きに応じて申請があった。同組合によると、JV側は5月30日、計算書を添え、概算額で6億円の増額を請求したという。8月4日の組合臨時議会で増額申請について報告する予定。
 手続き上、9月1日からJV側と協議に入り、2週間以内に額を確定させる。請求通りとなれば、工事費は約145億円に上る。国の循環型社会形成推進交付金(3R交付金)で3分の1が補助対象となる見込みだが、3分の2は各自治体からの持ち出しとなる。
 建設中の広域ごみ処理施設は敷地面積約3ヘクタール。焼却炉はガス化溶融方式で最大で日量205トンを処理し、焼却熱を利用した発電設備も備える。2016年1月の運転開始時期に変更はないという。


●佐賀県西部広域環境組合ごみ処理施設建設工事の概要
工事名称  佐賀県西部広域環境組合ごみ処理施設建設工事
工事場所  佐賀県伊万里市松浦町地内
建設工期  平成24年10月29日~平成27年9月30日 ←供用開始が2016年1月にずれ込む見通し
建設費  13,912,500,000円(税込)
施設概要
 (1)エネルギー回収推進施設
  ①処理方式:ガス化溶融方式(シャフト炉式)
  ②施設規模:205t/24h(102.5t/24h×2 炉)
 (2)マテリアルリサイクル推進施設(粗大ごみ処理施設)
  ①処理方式:破砕、選別
  ②施設規模:22t/5h
敷地面積   約3ha
設計・施工  新日鉄住金エンジ・新明和特定建設共同企業体


関連(本ブログ)
■県西部ごみ処理施設、供用開始3カ月遅れる/佐賀(2013年10月31日)
■広域ごみ処理施設:完成図発表 伊万里に建設(ガス化溶融炉) /佐賀(2013年02月02)
■新日鉄住金エンジニアのガス化溶融炉 ごみ処理施設建設契約承認 県西部4市5町/佐賀(2012年10月31日)

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