浜松市 新清掃工場、PFI事業ということで、どういう処理方式になるか注目!!
西部清掃工場もPFI事業でキルン式ガス化溶融炉、いろいろ問題はあったが~
新清掃工場も溶融炉になるのだろうか?
建通新聞 2015/9/28 静岡
浜松市は、天竜区青谷地内に計画する新清掃工場の設計・施工・運営を委ねるPFIアドバイザリー業務について、10月9日に予定する提案発表やヒアリングなどの最終的な選考委員会を経て、10月中にも事業者を特定する。
浜松市
●新清掃工場及び新破砕処理センター施設整備事業に係るアドバイザリー業務プロポーザル実施要領
(7)事業期間(現段階において想定する事業スケジュールは次のとおりですが、今後の進捗状況により前後する場合があります)
アドバイザリー業務 契約 H26年12月下旬
実施方針の公表 H27年 2月下旬
特定事業の選定・公表、民間事業者の募集 H27年 3月下旬
提案書提出 H27年 10月下旬 ←まもなくこのあたり?
落札者決定 H27年 12月下旬
仮契約 H28年 3月下旬
●浜松市新清掃工場及び新破砕処理センター建設に係る環境影響評価方法書 あらまし
事業の概要
1.事 業 名 浜松市新清掃工場及び新破砕処理センター建設事業
2.事業の場所 浜松市天竜区青谷1500番地ほか
3.事業の内容 一般廃棄物処理施設の建設
4.施設の規模 新清掃工場(ごみ焼却施設) 処理能力:399t/日
新破砕処理センター(破砕処理施設) 処理能力:72t/日
処理対象:可燃ごみ、破砕処理後の可燃残渣、下水道汚泥
処理方式
次のいずれか
①焼却のみ
②焼却+灰溶融処理方式
③ガス化溶融方式又は分離方式
浜松市、もう、ガス化溶融炉は懲り懲りなのかと思ったが、、、
処理対象物が可燃残渣、下水道汚泥であれば、、、また,また、、、
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浜松市の西部清掃工場、
いろいろ問題があったような記憶があって、、、
浜松市のHPみてみたら西部清掃工場の「訴訟について」のまとめがあった~
運転管理の委託、DBO、、PFIといろんな委託形式があるが、
ひとたび問題が起きると、どうなんだろう~裁判しながら、、、
浜松市
●西部清掃工場における他工場焼却灰処理に係る紛争に関する訴訟について(PDF:110KB)
関連(本ブログ)
■浜松市焼却灰施設(ガス化溶融炉):請求棄却を求める 口頭弁論で三井造船 /静岡 2015年02月03日
■浜松市:三井造船など提訴へ 焼却灰施設不具合で損害(ガス化溶融炉) /静岡 2014年12月04日
■浜松市が三井造船との調停申請 西部清掃工場不具合問題(キルン式ガス化溶融炉) 2012年01月18日
■浜松市と三井造船調停へ 西部清掃工場の不具合で/キルン式ガス化溶融炉 2011年11月02日
■三井造船など、浜松市西部清掃工場(ガス化溶融炉)が完成 2009年02月02日
プロポーザル実施要領は去年公告されたものみたいですね。
今年公告されたものは削除されて見れないです。
浜松市、西部清掃工場もPFI事業でキルン式ガス化溶融炉
http://shizu.0000.jp/read.php/hamamatsu/1453626878/l50
・もうすぐ決定される予定の新ゴミ処理場の入札では、90億円以上も安く入札したストーカー業者が、金額を全く評価してもらえないと聞きました。
もともと金額の評価の配点が低いだけでなく、予定金額がなぜか常識外に高く設定されているようです。
そのせいで設定された金額を下回っても、全く評価されないルールになっているそうです。
これから浜松医療センターや新美術館・市民スポーツ施設等、実現してもらいたい計画がたくさんあるときに、ゴミ処理場建設に100億近くも余分な費用はかけないでもらいたいです。
もちろんここまで浜松市の財政を立て直してこられた方々が見ていてくださっているので、ちゃんと行政や議会・審議会のチェック機能が働き、賢明な選択がなされると信じてます。
しかし納得いかない判断がなされた場合には、市民全員で断固として反対する覚悟です。
これまで同様少ない経費で大きな効果を挙げるよう、税金を大切に使ってもらえる事を期待しています。
・安い焼却炉には何か問題があり、高い方が優れているのではと思い調べてみました。
末尾の糸魚川市の資料を見てみると単純にそうでもなくて、それぞれの方式にはそれぞれに一長一短があるようです。
ストーカ式(安い方)が安全性・安定性やco2排出削減の面では優れているように思われます。
全国で最も採用件数の多い焼却方式です。
シャフト式溶融炉(高い方)は残灰が一切出ず、全て建築資材として活用できる溶融スラグにリサイクルできる事が特徴で、浜松西部清掃工場でも採用した実績があります。
ただし建設費だけでなく運営費も高額で、特に人件費や化石燃料費が高くつくようです。
以下はご意見させていただくにあたり、参考にした資料です。
各焼却炉燃焼方式の比較(糸魚川市)
http://www.city.itoigawa.lg.jp/secure/10947/03-03.pdf
(表の一番左が安価なストーカ式
五番目が西部処理場で採用したキルン式溶融炉
六番目が高額なシャフト式溶融炉)
・西部清掃工場で採用された溶融炉ですが、色々と問題が発生してるようです。
http://blog.goo.ne.jp/wa8823/e/10a4e24c6223ed23c04f53211a98744b
浜松市の訴訟のまとめページはなぜか削除されてしまってます。(再度掲載願えますでしょうか?)
そのままでは溶融スラグが再利用できず、機械を改修する必要が発生してその費用について訴訟になったとあります。
http://blog.goo.ne.jp/wa8823/e/b719b303fd88302b7775375d4af6ef69
最近火災も発生したようです。
https://mobile.twitter.com/mk22hamamatsu/status/916215740377657344
今回採用を検討しているシャフト式溶融炉も色々と問題がありそうです。
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/5757/youyuro/gaskayouyuronanda-jou.htm