市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

「房総さとやまGO」体験 久留里編

2016-12-02 | 観光
昨日開会日を迎えた12月議会。
今回の私の一般質問は、こんな感じです。

小沢美佳 個別質問
1  残土及び再生土等の埋め立て等に係る対策について
2  市立幼稚園及び市立保育所再編成にあたっての障がい児等の受け入れ体制について


持ち時間が答弁も含めての30分なので、本当にあっという間だと思います。

1番目のテーマ、これはもう市原市の長年にわたる最大の懸案事項の一つといえるでしょう。
地域住民からもこの件にまつわる様々な陳情が何度も出され、本会議や委員会では何人かの議員が幾度も行政とやり取りをしていますが、なかなか前に進みません。私もこれまで本会議で4回も取り上げてきました。
今回の私の質問で何か事態が大きく変わるとは正直思えませんが、ただこれまで住民と行政の間で冷静にこの問題を見つめてきて、私なりにどうしても腑に落ちない点を、素直に問うてみたいと思っています。
2番目のテーマは、当事者目線になれるという意味で得意な分野ですが、たぶん残り少ない時間を気にしながらの質問になると思います。

登壇日時は15日(木)の14時ごろになります。
ご都合のつく方はぜひ傍聴にいらしてください(^^)/

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さて以下の写真は、先日の議員有志による視察にて。
市原市では現在、君津市と連携した広域観光事業として、久留里~養老渓谷間を結ぶ観光バス「房総さとやまGO」の実証運行を行っていて、沿線各地では様々なおもてなしの観光メニューが用意されています。
今回は、君津市側久留里の体験をお伝えしますね。

これは古い旅館を再生し、若者を中心に様々な人々が集い商いを行う場所「商人宿(あきんどやど)」。久留里駅近くにあります。




市原市の牛久あたりでも、空き店舗を使ってこんな場所ができそうな・・・。


ここのたい焼きがもう絶品でした!今までで最高の味かも。


奥の座敷では、手作り甲冑会による甲冑試着体験も・・・。


久留里ではこのほか、和菓子手作り体験や久留里の酒蔵めぐりなどのメニューもあるそうです。
実証運行は12月11日までですので、お早めに!

薬剤師研修 創傷被覆材について

2016-12-02 | くすり
もうかれこれ1か月近くも(!)ブログを休んでしまいました。
特に大きな理由はなかったのですが、公私ともにバタバタしていて、何となく・・・。
さすがに最近「ブログどうしたの?」と聞かれることもチラホラと(*_*;。
ほんの少しずつでも書かなくちゃ、と反省したところであります。

そうこうしているうちに、実は今日から定例議会が始まってしまってたんです。
私の一般質問の通告内容や登壇日時は、また次の機会にお知らせするとして、とりあえず今日は今夜開かれた薬剤師会在宅医療研修会の様子を。

20時という遅い開始時刻にもかかわらず、勤務を終えてお疲れのところ60名近くの先生方が参集しました。
私はつたないながらも司会を担当。


研修テーマは『創傷被覆材』。要するに傷を覆う医療材料で、もっとわかりやすく言うと、古典的には包帯、身近なところでは絆創膏がありますね。
寝たきりのお年寄りの増加で褥瘡の患者さんも多い現在、実に様々な種類の創傷被覆材が開発されています。
単に皮膚を覆い保護するもの、浸みだした体液を吸収するもの、適度な湿度を維持するためのもの、疼痛を緩和するためのもの等々・・・。
傷は適度に水分が保たれている状態が最も治りやすいので、いかに創傷面の水分量をコントロールるするかが創傷被覆材の選択のポイントとなります。

講師のおひとり、帝京大学ちば総合医療センター薬剤部課長で褥瘡認定薬剤師でらっしゃる飯塚先生のご指導の下、参加者全員が実際に最新技術が駆使された様々なフィルムを腕に貼って、理解を深めました。



これまで地域の薬剤師が褥瘡など創傷の管理に携わる機会はあまりなかったのかもしれませんが、今後は在宅医療の普及でこれらのスキルも薬剤師の職能を生かす意味で大事になってくると思います。

まあ理屈はともかく、ヒトに本来備わっている傷を治す力って、実にドラマティックなんですね。
その力を最大限引き出すのが創傷被覆材なわけで、私なぞはもうストレートに「創傷管理の分野って、超面白い!!」と感じてしまいました。

今や傷の治療は「乾燥から湿潤へ、消毒から洗浄へ」が業界では常識ですが、まだまだ一般的ではないように思います。
市民向けに「正しい傷の治し方」なんて講座を開くのもいいかもしれないな・・・(^.^)

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