ポスケブログ with 田中助六

twitterを敷衍すべく作ってみました。それ以外のことも、随時書き散らかそうと思っています。平成26年11月13日設置

サブプライム通貨

2016-10-18 12:21:56 | コラム
人民元のSDR構成通貨入りに合わせ支那においてSDR建ての債権が起債され日本の銀行も一部引き受けたとのことである。SDRという通貨は仮想通貨の一種であり現物は存在しない。今回のSDR債は人民元により売買され償還されるとのことである。

人民元の価値がインチキであることは、本音では誰しも認めるところである。SDR構成通貨のドル、ユーロ、人民元、円、ポンド(割合順)の内どれかに自分の全財産を変えるとした場合に人民元を選ぶ人は支那人の中にすら一人も居ないのではないか。如何に理屈を捏ねようとも人民元はいつ紙屑になるか分からない屑通貨(ジャンク)であることは明らかだ。そんなものをSDR構成通貨に加えた上SDR建て債券を発行するということは、要するにサブプライム債方式ということである。これからSDR債が拡大するのではないかと言われているらしいが、拡大した挙げ句にどこかで大暴落するのだと考えておくべきだろう。つまり人民元が構成通貨入りしたSDRはサブプライム通貨ということである。目的の一つに支那バブルの後始末があることは確かだろう。

資本主義の本質は経済成長だが、金融が中心となれば半ば必然的にバブル化する。バブルはどこかで弾ける。金融資本はバブルが弾けた場合にその処理を新たなバブルで行おうとするはずである。博打で大損した人がそれを取り戻そうと大博打に打って出るのと同様である。そう考えると、支那バブルはリーマンショックに始まるサブプライムバブルの処理を一つの目的として発生したと考えるべきである。人類史上空前とも言うべき支那バブルが弾ける場合にそれを受け止められるのは米国くらいのものだが、米国は自分がババを引くつもりはないようだ。そこで考案されたのがSDRを用いたジャンク債ではなかろうか。人民元がこれまでSDR構成通貨の要件とされた自由取引などを実現しないまま構成通貨入りしたということは、国際金融を仕切り連中がこれまでのルールを変えたということである。ルールを変えるにはそれなりの理由があるはずで、それが何かと問われれば支那バブルの処理くらいしか考えられないのである。

人民元のSDR構成通貨入りという国際金融資本連中のお墨付きにより人民元での国際決済は一定程度拡大したようだ。そうであればエネルギーや食料の輸入国である支那も外貨の使用を抑制できる。支那経済は一息ついたといっていいだろう。しかし、この先は人民元とSDRを使ったジャンク通貨の時代である。そしていずれ破綻する。心して備えなければなるまい。
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