ポスケブログ with 田中助六

twitterを敷衍すべく作ってみました。それ以外のことも、随時書き散らかそうと思っています。平成26年11月13日設置

エネルギー安全保障

2016-10-17 16:52:57 | twitter連動
新潟県知事選挙で原発再稼働反対派が当選したのは残念なことである。不安を煽って日本人をいわゆる「ゼロリスク」という袋小路に追い込むという反日勢力の宣伝工作が効いているということだろう。

エネルギーの確保が国家の根幹の一つであることに異論を差し挟む人はほとんどいない。日本は化石燃料(原油・石炭・天然ガス)に乏しくこれを輸入に頼らざるを得ない国家である(メタンハイドレード等の将来的な可能性はとりあえず措く)。そして化石燃料の輸入はいつ何時止まるか分からない。化石燃料の輸入が止まるという最悪の事態に備えるのが安全保障である。

こう言うと、輸入が止まるなど「想定できない」などという馬鹿げた「反論」をする人がわいて出てくる。頭がわいてるんじゃないかと心配になるが当人は至って真面目だったりするのが現在の日本人である。安全保障は「想定外」にも備えなければ意味がない。人間はあらゆる事態を想定できるほど賢くないからである。エネルギー安全保障について想定外のことが発生したのでもうエネルギーはありません、では済まないのである。

電力に関して言えば、化石燃料の輸入が止まった場合でも一定程度国内で発電可能な状態を維持できるような態勢を組み立てておくのがエネルギー安全保障である。現在の日本には、原子力、水力という安定電源が存在する。風力、地熱、波力あたりは安定電源になり得るが、現状ではいかんせん発電量が小さすぎる。太陽光は電気を貯蔵できない限り基礎的な電源とはなり得ない。電気の貯蔵に関してはマグネシウム電池をホンダが実用化するということで可能性が開けているが、まだまだ大量貯蔵への道は遠そうだ。核融合発電が実用化できれば素晴らしいが、何故か反日勢力はその研究を妨害する。外国の手先だからだろう。

国内の原発を維持できれば、仮に化石燃料の輸入が途絶しても、検査期間の短縮等の非常措置を講ずれば国内需要の半分程度の電力を賄えるはずである。それに現在は発電に利用されていないダムに小型発電所を設置すれば、国内需要の7割程度は確保可能なのではないかと思う。更に、国内の自動車を極力電気自動車や水素燃料電池車に置き換えたり、飛行機ではなく新幹線やリニアを利用出来る態勢を整えた上で化石燃料の備蓄体制を強化しておけば、化石燃料が途絶してもある程度耐えることが出来るはずである。

エネルギー安全保障の観点から、我が国は現状、原発をきちんと維持しておく以外の選択肢はないということである。電源としての原発を止めたければ代替となる電力源の技術を確立する他ない。エネルギー安全保障に責任を負うのは立法行政である。国民の意見を直接政治に反映すると碌なことがないというのは常識である。そういう常識が怪しくなり「ゼロリスク」というお花畑が地上に存在するかの如き錯覚に陥っているのが現在の日本人の過半のようである。

「ゼロリスク」の世界に住みたい人はさっさとあの世に旅立つことである。あの世は「ゼロリスク」なんだろうから。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 仮想通貨 | トップ | サブプライム通貨 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。