ポスケブログ with 田中助六

twitterを敷衍すべく作ってみました。それ以外のことも、随時書き散らかそうと思っています。平成26年11月13日設置

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「傀儡政権」とは

2016-10-28 16:49:00 | twitter連動
世に「傀儡政権」という言葉がある。傀儡の意味は「操り人形」のことであり、傀儡政権とは形式的な正当性はあっても実質的な正当性を欠く政権ということである。現在の日本の教科書・日本史学会等において、戦前日本が関与した政権が専ら傀儡政権との烙印を押されている。汪兆銘の南京政府がその例である。しかし汪兆銘政府が日本の傀儡ならば、蒋介石の国民党は英米の傀儡だし毛沢東の共産党はソ連の傀儡である。戦後の占領期の内閣は米国ないし連合国の傀儡だしその後の自民党内閣のほとんども米国の傀儡に違いない。そしてその米国にしたところで資本家の傀儡政権である。

傀儡政権か否かの基準は形式的な権力と実質的な権力の所在が一致していることである。傀儡政権の一番の問題は責任を負わない者が権力を行使するところにある。そうであれば民主主義は傀儡政権との相性が極めて良い制度であるといえる。日本が長きにわたり米国の傀儡政権が続いているのはその典型だし、ミャンマーは民主化した途端英米の傀儡政権が成立した。そういう意味で言えば鄧小平が天安門で民主化を求める学生を戦車で踏みつぶしたのは支那の独立を守ったとも言えるのである。

米国では現在進行形で資本家の傀儡政権から国民に政治を取り戻そうとする戦いが続いている。もちろんヒラリークリントンが資本家の傀儡候補である。政治においてはメディアを押さえた方が圧倒的に有利である。これは独裁政権であると民主政権であるとを問わない。クーデターが起これば放送局の占拠が重要事項となるのは政治体制を問わない。民主主義の下では、何も手を打たなければメディアは資本家のものとなる。米国のメディアがこぞってヒラリー・クリントンを支持するのは資本家からの指示があったからに違いない。トランプに対して徹底的に醜聞合戦を仕掛けヒラリーの方がまだマシと思わせるという作戦である。マトモに政策論争をしたらヒラリーが惨敗することから組み立てられた戦略で、現状を見ると効果を上げているようだが、トランプ支持は根強い。資本家連中がいかに選挙不正に長けていても結果は蓋を開けてみなければ分からないと思う(2000年のブッシュジュニア対ゴアを想起。ブッシュ当選をゴリ押し、翌年同時多発テロからイラク戦争へと繋がる)。

欧米でも資本家の傀儡であるEU議会や各国政権が綺麗事で政治を動かすのに対して、政治を国民に取り戻す動きが急である。これまではメディアが「極右」と決めつければ押さえ込めたものが押さえ込めなくなってきている。世は綺麗事を重んじる資本家の傀儡政権の時代から各国の国民が政治を取り戻す時代に入ったと言えるのではなかろうか。先日来日したフィリピンのドゥテルテ大統領もそういう時代の流れが生んだ一人かも知れない。そう感じる今日この頃である。
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