ポスケブログ with 田中助六

twitterを敷衍すべく作ってみました。それ以外のことも、随時書き散らかそうと思っています。平成26年11月13日設置

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底辺への競争

2016-09-19 16:38:34 | twitter連動
先進諸国では新自由主義が蔓延して久しい。新自由主義に基づく構造改革の結果、労働者間の雇用維持を巡る競争は激化し賃金水準は低下し多くの労働者は貧困化した。このような競争を「底辺への競争」という。底辺への競争に輪を掛けるのが大量の経済移民である。移民はより良い生活を求めて国境を越えようとする。一方の資本家もより儲かる場所を求め国境を越えて資本を移動させようとする。移民にとっても資本家にとっても国境は邪魔なものである。これまでに資本が蓄積し高度な生活を送っていた先進諸国は、経済移民から見ればよりよい生活の約束された土地に見える。一方、資本家からすれば労働者の賃金が高すぎる土地に見える。経済移民は先進諸国で低賃金ででも働きたい。資本家は先進諸国の賃金水準を下げて利益を最大化したい。かくして経済移民と資本家の利益は一致する。その結果、先進諸国の高度な生活は毀損される。これが、現在欧米諸国で起こっていることであり、日本の未来でもある。我々日本人もいよいよ本格的な底辺への競争の入り口にいる。

百年以上前の欧州でも同様のことが言われていた。「労働者にとっての自由とは貧困への自由だ」というのがそれである。格差が極端に進んだ結果、欧州では共産主義思想が蔓延し、ソ連が誕生した。馬渕睦夫氏によれば、当時の欧州でロシア革命は「ジューイッシュ・レボリューション(ユダヤ人の革命)」と呼ばれていたそうで、ロシア革命に資金を提供したのは国際金融資本だとのことだ。現在の貧困への競争を仕掛けているのも国際金融資本だとすれば、貧困への競争の先にあるのは「新共産主義運動」ではないのか。そういう疑念を私は持っている。

百年近く前に熾烈になった国際共産主義運動も国境なきワン・ワールドを目指す運動で、そこから生じたソ連という国家は壮大な社会実験だったということが出来ると思う。ソ連の崩壊によりその社会実験は終了したが、国際共産主義運動を仕掛けた連中はそこから多くを学んだはずである。ワン・ワールドを目指す場合、あらゆる社会的結合(共同体)は否定しなければならない。反乱分子となるからである。宗教や民族を否定する共産主義運動は、ワン・ワールドを実現する切り札のはずである。そうであれば、ワン・ワールドを目指す連中は、必ずや再び国際共産主義運動を仕掛けてくるに違いない。勿論、以前とは装いを新たにして。そして、格差の拡大は国際共産主義運動を蔓延させる必須の土壌である。ワン・ワールドを目指す連中がひたすら格差拡大にひた走る現状を見るにつけ、新国際共産主義運動の出現を危惧する今日この頃である。
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