整備手帳  尾崎 剛と北海道の四季とオートバイ

カワサキ650RS W3のスカイブルーは
故郷・四国の夏の空色
いつまでも、19歳の夏を忘れないように

650RS W3 台湾ユアサのバッテリーに交換する。

2017年04月26日 | カワサキ 650RS W3
長い冬が終わり、雪が消えて、
乗用車がぼちぼち夏タイヤに交換する頃になって、
ようやくオートバイに乗れるようになります。

昨年10月、いつもの年より早めにニュージーランドに発ち、オートバイの冬眠はその頃からなので、すでに半年を越えています。

きょう、新しいバッテリーに交換したところ、
W3は意外にもキック3発でドゥルンと息を吹き返しました。

ストップ&ゴーや、灯火類点検、ハンドルキリキリ舞いなど、ひと通りのテストも異常なし。

なーんだ。
暇になっちゃったじゃねーか。

もっと、いろいろ問題出てくると思ってましたから、なんだか拍子抜け。

ウンともスンとも言わなくなってた仕事用のXLディグリーも。

バッテリー交換して元気に復活。
セルがビュンビュン回ります回ります!

それにしても最近のバッテリー。
性能はいいけど、いきなり死にます。

このXLディグリーも、昨年秋に突然死。
ある日のこと、日中は元気よく走り回っていたのが、夕方片付けようとセルを回したら、いきなり
ブチッ!
もう微動だにしません。前兆なく、いきなりですよ!?

いやー驚いた。
もしツーリング中だったらどうすんだよ⁉︎
信号待ちとか。

突然死。やばいです。

使用環境に大きな原因があるのかもしれません。
北海道は長い冬があります。特にオザキの住む道北は気温も低く雪も多くて雪解けは遅い。
どうしてもバッテリーを外して保管している期間が長くなり、その間に過放電になりやすくなります。
「使わない」は、酷使以上にバッテリーにとっては良くないといいますから、だからウチではバッテリーの寿命が極めて短いのかもしれないと仮説を立てて納得しようとしているんですけど、どうなんでしょうね?
なんでも、取り外して保管している間も定期的に充電してやるといいみたいですけど、冬の間はガレージが完全に雪に埋没するのでアクセス困難。

たぶん遭難する。

台湾ユアサ。アマゾンで3980円送料込。

二年毎に交換してます。
650RSもディグリーも、同じバッテリーなんです。

このバッテリーはあまり電圧が下がりません。
アルカリ乾電池みたいに、寿命の直前まで完璧に働きます。

特に650RSは電装系がぜい弱で、さらにキック始動なので、
電圧が下がると途端にエンジンが掛かりにくくなります。
バッテリーが弱くなってくると、キック20回以上蹴り続ける、いったん点火プラグ外して、綺麗に拭いて、また取り付けて、さらにキック20回!さらに…、こういうこと延々と繰り返すなんてことも珍しくはありません。(涙)
でも元気なバッテリーを取り付けたら、一発でドゥルンなんです。

だから、徐々に弱っていく従来のバッテリーよりもコイツが相性が良い、というわけなのですが、
この揺れる気持ち、短歌したためてみました。

時はきた
いきなりプツン
突然死
仰ぐアマゾン
二年目の春


タイマー入ってるんかな?(困)

ちなみに、Z750やBMWや部品取りW3など、他のオートバイには旧来の水を補充するタイプの開放式バッテリーを積んでいます。どれも5年~ですが弱々しいながらも最後まで苦しそうにセル等が回ります。手順通りに充電してやると、新品の頃よりは明らかに弱りましたが復活しました。

結局、どちらがいいのでしょうね?