サヨナライツカ

贅沢をこよなく愛してます

母と私

2005-12-19 22:02:42 | 家族
ダンボール一箱はある母のアクセサリー。
その多くをイヤリングが占める
母は、イヤリングが好きだった

乗り込んだバスでふと目に入った
バックミラーに映る自分
イヤリングをしたその姿は以前の母そっくりであった

そもそも頬や顎の骨格がにているのだろう
しかし、以前もこのブログに書いたが、顔はその人の生き方を表す
子は親の背を見て育つというのは本当だ
良くも悪くも子は親に似る
私は、知らず知らずのうちに母と同じような考え方をしてしまい、
母と同じように生きているのだろうか

以前なら母にそっくりな自分の姿は
嫌で嫌で仕方がなかった
しかし、今日鏡に映ったあまりに母そっくりな自分に驚きはしたが
嫌だとは思わなかった
親子というものはそういうもので仕方がないのだろう
受け入れて、乗り越えるしかない。

母を受け入れずして、自分を受け入れることはできないであろう
そんなふうに思うようになった自分の成長に感慨をうけ、
歳をとってしまったなぁ
とも思う。

そして母の愛したイヤリング達は、私の愛するイヤリングとなる。