徒然なるままに・・・気ままな雑記帳

その時々の想いを綴っています。随筆、小説調の硬めの文章が中心です。

西宮市山口町 最終章

2010-03-06 21:08:21 | 小説
この線は単線である。岡場駅で双方向の電車が行き違いを行う。

彼は、三田方面行きホームから、線路をはさんで反対側にある新開地方面行きホームに
立つ人たちの中に先ほどのおじさんたちの姿があるか確認しようとしたが、その前に電車が到着してしまった。
少し不安を感じたが、大人ふたりだしまあ大丈夫だろう、と思いながら電車に乗り込んだ。

帰宅後、彼は妻が今日の出来事について話すのを先に聞いた。

その後、「今日、僕は出張先でちょっといいことしてきたで。この前の粟生から姫路の時ほどでなかったけどな」
といいながら、先ほどのおじさんたちの話をし始めた。
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