テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Drake, R-4B

2018-01-04 10:43:15 | Weblog

今日お預かりしたのは今年初めてとなる Drake, R-4B で Drake の物は可也手掛けたが初めてと
なるモデルだった。 お話では1.5-3.0MHzと3.5MHzバンドが機能せず、また偶発的に感度が上昇
することが有るとのことだった。 この種の受信機の修理、改造に付きましてはこちらの ホームペ
ージ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。
1月5日 松下のオシロ VP-544A の修理に関する問い合わせを頂きましたが、メッセージを頂い
ても連絡先が記されて無いとこちらからは連絡のしようが有りません。

通電してみたが伺った様1.5-3.0MHz, 及び3.5MHzバンドは全く機能しなかった。

3.5MHz用水晶 (14.6MHz) のアクティビティーを単体で診てみたが良好だった。(下の画像)

下は3.5MHzバンド用の水晶 (14.60MHz) を7MHzバンドの処に装着し発振させたところ。

水晶ソケット周りにこびり付いていた接点復活剤?を拭き取った結果発振が開始した。

上は1.5-3.0MHzバンド用水晶 (13.5MHz) の発振波形で、一応2.4MHzが受信出来た。

上は3.5MHzバンドの調整前、下は調整後の画像。 感度は可也増加した。

一応動作し始めたが暫くして発振が停止して仕舞い仕方なく水晶発振回路の帰還量を増やした。

再度良好に機能し始め上はラジオ日経 (3.925MHZ) 受信時。

暫く動作していたがやがて再々度動作が停止した。 画像からは見え難いがバンド切換のロータリー
スイッチには接点復活剤と想われるものが大量に吹き掛けられた様で回路のQが大きく低下して仕舞
いこれが動作が不安定になる元凶の様に想われた。 ベークライトはこの接点復活剤を吸って仕舞う
ので修復は最早無理と想われた。

 

 


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