ピクニック・ラジオ(車内でもまた車外にも持ち出せるラジオ)として最も知られているのがこのドイツ
BlaupunktのDervyです。 1950年代末から1960年代に亘って幾つかのデザインの物が送り出さ
れましたが後年の物のデザインは妙に角張っていて個人的には好きになれません。 オークション
に出品していた物の締切りが迫り、FMのバンドを日本バンドに改造しようとして中波の感度が低い
こととFMで歪みが多いことに昨日気付き昨日、今日と格闘した結果無事直りました。 押しボタン
で4バンドを切換えておりスイッチ部分はさながらジグソーパズルの様相を呈しており取り組むには
可也の覚悟を要します。 今回の中波の問題は分ってしまえば何のことは無い、コイルの一つの
リードがスイッチのところで切れており、またFMはディスクリ内のダイオードの片方がオープンにな
っておりました。 この種のラジオの修理、改造に付きましてはこちらのホームページからお問い合
わせ下さい。 またこのラジオはヤフーのオークションに出品中ですので是非ご覧下さい。
ディスクリの右側のダイオード(X766、OA79)がオープンになっていた。
切れていたコイルのリード線は細過ぎて見えませんがドイツ製のラジオでは同様にコイルの巻き線
をそのまま引き回しているケースが多く、今回同様切れて仕舞う可能性大であります。