テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

トリオ 9R-59DS

2017-08-03 16:51:09 | Weblog

今日お預かりしたのはトリオの9R-59DSで受信に問題は無いものの永年使いたいのでレストア
をと云うお話だった。 この種の受信機の修理、改造、動作確認等に付きましてはこちらのホー
ムページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

ペーパー・コンデンサは全てオリジナルのままなので絶縁の劣化が想像出来る。

この機種の回路図を探してみたが見付かった何れにも上に見られる定電圧放電管 (VR-105?)
は無く、また校正用と想われる水晶発振回路も見られなかった。(その後オプションと分かった)

一部のブロック型ケミコンは後から加えられた物だったがこれも交換した方が無難。

断線していたリード線(黄色)が何の回路か目下不明。 (イヤフォン・ジャックからの配線だった)

早速通電してみたが確かに受信はしていたが音量が少なく時間経過に伴い減少した。 またバンド
に依って可也の感度差が診られた。

全ての真空管のgmを診てみたがプロダクト検波用 6BE6 の値が可也小さかった。

ガリが有るとのことでてっきりボリュームに問題が在るのかと想っていたが、実際にはバリコンに絶
縁(接触?)不良が診られた。 ただこれの修復は簡単では無く可也難航することが想像出来る。

8月4日 ゴーサインを頂いたのでレストアに取り掛かった。 Sメーターの振れ方が可笑しかったの
で調整用のボリュームを診てみたが接触不良が激しく購入した方が早いのだがどうするか?

接触不良は炭素被膜側では無く、反対側中央の金属との擦動部分に在った。

何れにせよ交換しなければならないコンデンサ類の交換を先に行った。

IFの調整を簡単に行ったが略倍の感度となった。 往復1時間20分程を掛けてVRを買ってくるか?

8月5日 昨日買ってきたVRを組み込んだ。 ただ問題の原因は他に在る事はハッキリしていた。

上の画像で緑色を付したIF1 (6BA6の1番ピン)部 分は100KΩを経由してグランドに落ちていなけ
ればならないのだがオープンとなっていた。

裏面に在る USプラグは本来1-3間と4-5間がジャンパーされてなければならないのだが、2-3間
と4-5間がジャンパーされていた。 本体側もこれに合わせ改造されていたので本来は問題無い
ハズなのだが。

分かって仕舞えば何のことは無いが2番ピンの半田付けが不完全で、一見問題の無さそうだった
赤いリードは実際には繋がっていなかった。

Sメーターはヤット本来の動作をし出し、振れの方向も、振れ幅も良好となった。 ご依頼主にSメ
ーターの動作を伺ったところ振れ幅は少なかったとのことだった。 また改造の点も伺ったところ
ご自身では何もしておらず46-47年前に購入したままとのお話だったのでその頃からSメーターは
殆ど振れず、また振れる方向も逆だったことが想像出来る。

最後に各バンドのトラッキングの調整を行ったがBバンドのそれはは残念ながら不完全に終わった。

8月7日 Bバンドのトラッキングが何故取れないか、何か基本的なところにミスが有るのでは無い
かと考え駄目元で再度取り組んだ。 予想は的中し無事全てのバンドのトラッキングが取れた。
(今日通電後暫く低感度だったが数分後に良好となった。 多分真空管のソケット部分の接触不
良では無いかと想われる)  取説にはバンドスプレッドは100°の所に合わせると記されていた
が実際には何処にも100°とは記されて無いのだが?

 

 

ジャンル:
コレクション
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« SONY, CRF-320 | トップ | 開店休業なのであります! »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。