テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

ヒノデ デジタル プロポーショナル (4ch-3S) の改造

2017-02-22 11:01:05 | Weblog

今日お預かりしたのはヒノデのデジタル・プロポで27MHz用を40MHz用に改造するご依頼を頂
いた。  数年前にも同様のことを行い、その際のブログの記事をご依頼主からお教え頂き作業
を思い出した。   この種のラジコン装置の修理、改造等に付きましてはこちらのホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

添えて頂いた水晶をソケットを使ってマウントして欲しいと云うご希望だったが、送信機は何の問
題も無いが、受信機は高さが足りない。 (ケースをくり抜き頭部を出すのなら話は別だが)
*送信機は何の問題も無いとお話したが、実際はスティックの後ろにぶつかって仕舞う。

ラジコン関連の多くの資料をお送り頂いた、これで当面通勤電車内での読み物が決まった。

2月24日  順番を変え午後この機種の改造に取り掛かった。 先ずは改造前の動作確認を行った。

今回ご用意頂いた水晶はソケットを使うタイプだったので穴径を1.2φに拡げ、先端を2mm程短
くした。 一応二つのコイルの共振点を40MHz付近に持っていったが最終的には実際に使う形
で(アンテナ・リードを延ばして)行う必要が有る。

次いで送信機に通り掛った。

大変失礼だが送信回路の作りはお世辞にも良いとは言えないものだった。 せめてコイルはキチン
ト固定して欲しい。

発振段の改造を終えたところで時間切れとなったので続きは明日に。

2月25日 昨日に引き続き送信機の改造に取り掛かり何とか改造を終え、基板を元に戻したが水
晶の上部がぶつかって仕舞う事に気付きソケットを外した。 至近距離だが動作確認を行った。

3月20日 受信感度が不足している様だったので再度お送り頂いた。 先ずは送信出力と周波数を
再確認した。 (終端電力計の指示は飽くまで相対値で実際の電力では有りません)

アンテナ線は一つ目のコイルのホット側に繋がれており、このコイルの共振周波数はアンテナ線
での状態で変わることになる。 どれ位共振周波数が変わるのか診てみた。

アンテナ線を繋がない状態で約40MHzだった共振周波数が繋ぐと約36MHzに落ちた。 つまり約
4MHz変わっていた。

外部の浮遊容量の影響を軽減するにはHi C, Low Lとした方が有利なので両コイルの巻き線を当
初の状態から各2t減らし、一つ目のコイルに3/4tのアンテナ・コイル(下の画像)を加えた。

中間周波出力端での信号レベルを見ながら両コイルに調整を加えた。

3月24日 受信機のカバーを外した状態では何とか機能したいた物が、カバーをすると途端に機
能しなくなるとのことで再度お送り頂いた。 今日はクラブメンバーで測定器メーカーで永らく回路
設計を担当していたMさんにお手伝い頂き先ずは受信機の特性から調べ始めた。 先ず局発の
周波数を確認したがカバーをしても外しても周波数は40.3529MHzと-2.1KHzで問題は診られ
なかった。 次に中間周波を診てみたが本来の455KHzで問題は無かった。 最後に信号発生器
から40.809MHzを加えてみたが中間周波出力でレベルを確認したがカバーには無関係だった。

結果として受信機側には問題は診られなかった。 唯一若干気になったのは局発のレベルが低い
様だった。 次いで送信機に移り出力回路が気になったので常数を少し変え共振点を探した。
細かく調整した結果出力は可也増加し先日の倍程の出力が得られた。 (メーターの値は相対値)
出力が多分これでMaxと想われる値となったので実際に動作させてみた。   向かいの建物が約
60m先に在るので送信機を持って移動しながら受信動作をMさんに見て貰い距離を延ばして行っ
たが途中建物の少し手前で動作しなくなったがこれは建物の反射と想われた。 結局60m程の距
離でも動作したので多分問題無いと想われた。 (出力メーターの振れが改造前と同様だったので
出力は十分なのだろうと考えたが実際は可也異なっていた)

4月10日 出力の比較等の為に自分でもフタバの40MHzのAM送信機をネットオークションで購
入するかと考えていたがご依頼主がお持ちとのことでお借りすることにした。

改めて出力回路を調整した結果若干の増加が得られた。 出力回路にはスプリアスを吸収する
為の(多分第二高調波の54MHz成分用)トラップが設けられていたがこれまでこのことに気付か
ずにいたがここを調整した結果一挙に出力は(50%程)増加した。

上の画像に見えているのはローディング・コイルで調整し易くする為、パターン面に付け替えた。

ローディング・コイルの調整用にディップ・メーターを改造した電界強度計を用意した。 ロッドアン
テナをフルに延ばした状態で共振させピークが得られた。 ただセンター・ローディングと異なりど
こまで放射されるエネルギーが増加するのかは不明。  もう少し送信機を細かく診てから受信機
に移ることにしよう。 

 

5月5日 頼んであったMさんの時間がヤット取れ今日は二人で取り組んだ。 先ず別途お送り頂い
たフタバの40MHz、AMプロポの送信機とアンテナ端子での出力を比較してみた。 両者共略同様
の出力だった。

受信機のアンテナ回路を元に戻した。 ボディーエフェクトは可也大きかったが受信感度はアンテ
ナコイルを使う場合の8倍程の出力が得られた。 安定度を増す為アンテナコイル(2個共)を各々
1t減らし、各8Tとした。 アンテナコイルでも各々ピークが得られ、念の為IFTも全てを再調整して
みたが殆どズレてはいなかった。

Mさんと2セットを外に持ち出しテストしてみたがフタバの物に比べると若干通達距離は短かかった
が略満足の行く結果が得られた。

 

ジャンル:
コレクション
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