テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

SONY, TR-911

2017-10-13 14:12:17 | Weblog

 今日の2台目は SONY, TR-911 で周波数がズレており、またイメージ妨害(特に中波で)が診ら
れるとのお話だった。 この種のラジオの修理、改造、動作確認に付きましてはこちらのホームペ
ージ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

取っ手部分が中央で折れていた。

伺った様周波数のズレは可成りだった。 単に局発の周波数を調整すればと簡単に考えていたが
実際は電気的な問題以前に機構的な問題が在った。 ダイアルポインターの位置が本来の位置よ
り15mm程右(周波数の高い方)に在り、これは一度ギアを外し位置を補正しなければならない。 
以前修理をした方がバリコンと連動しているギア(ダブルギア)の位置を余り考えずに組み込んで
仕舞ったのでは無いか? トリマーに印が付されていたが何方かが以前(トリマーだけ)調整をした
様だった。

一度上のプーリー(下にダブルギアと噛合うギアが在る)を外し、位置を補正した上で組み込んだ
がダブルギアなので若干梃子摺った。

一応下端、上端も機械的に合い、上は810KHzのAFRS受信時。 しかしお話に有ったイメージ妨害は
今日のテストでは感じられなかった。 例えば594KHz受信時、局発は+455KHzの1,049KHzとなるが
反対側の1,504KHzも若干入感することになるがこれがどの程度のレベルかが問題で近々外部から
信号を加え確認してみよう。 (イメージ妨害では無く、混変調による混信は近くに強力な局が在ると
起こりうるが、この可能性は無いか?)

10月14日 今日は短波の周波数合わせに取り組んだ。 先ずこの機種の短波での感度の良さに驚い
た。 流石RF付きのことは有ると感心し周波数を合わせたが、ただMWの感度はSWに比べると高くは
無かった。 次にイメージ妨害に付いてSGから信号を加えて診てみたが確かに200KHz程度離れた信
号も受信しており何とも解せない。 ならばRFをキチント調整すればMWのこの問題も軽減出来るので
は無いかと調整を試みたがMW用のトリマーが機能していなかった。 

10月17日 今回の問題に付いてBCLラジオの修理では日本でこの方々の右に出る人は居ないと想
われる我がクラブメンバーのJさんと、Mさん、それとかつてメンバーだったUさんにも打診してみたが
色よい返事は得られなかった。 こうなると自分でやるしか無く重い腰を上げることにした。 Jさんか
ら回路図とパターン図を送って頂いたので助かったと想ったのだがパターン図は実機とは大きく異な
っていた。 どうも幾つかのバージョンが在った様だった。 それでも各コイルの位置は分かったので
意味が無かった訳では無いが。  しかしスペアナが在れば局発のスプリアスは簡単に診れるのだが!

気を取り直し回路を細かく追った結果MW用コイル(1次側)の白いリード線が外れていた。

上の画像の左のトリマーの更に左に切れたリード線が残っていた(赤く印を付けた位置)

上は最初の状態でTBS (954KHz) 受信時。

切れていたアンテナ・コイルを繋いだ後の指示は一挙に増加した。

更に調整後の指示値、最初の状態とは全く異なっている。 これまでアンテナ・コイルが異なる周波
数に自己共振していた(しかもバリコンとは無関係に)ので起きていた問題と想われた。 達人Uさん
からのアドバイスと、Jさんからのパターン図が功を奏した。

Gostei do blog.
Estacheio de assuntos interessnte para a manutençao de radio .
Achei tambem estes modelo de radio bonito muito bem feito .
Vou ficar vendo sempre este site é muito bom e gostoso
Joao Crlos PU2OLT
Meu Blog :http://qsldobrasil.blogspot.com

10月19日 TR-911の記事のところに上のメッセージが届いた、どうもブラジルの方の様なのでポル
トガル語と想われるが小生生憎ポルトガル語の知識は全く無い。  ところで先日ご依頼主からボリ
ュームとトーンコントロールのツマミが逆では無いかとのお話が有ったが先日内部を見た際、二重
ボリュームで外側のシャフト(手前)の抵抗値は5KΩで音量調整用、内側(奥)のそれは30KΩで音
質調整用だった。 これらに半田付けがやり直された形跡は無く製造時からの物と考えたが、改め
て回路図を見てみたが電源スイッチは音量調整と連動しており本来は逆だったことが考えられる。
何故この様になって仕舞ったのかは知らないが間違ったボリュームを使って仕舞ったのだろうか?

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コレクション
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