テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Minerva, Record W (1955?)

2016-12-06 12:56:52 | Weblog

今日お預かりしたのはオーストリアMinerva製のAM/FMラジオで型名が定かでは無いがRecord
W と記されていた。 この種のラジオの修理、改造、動作確認等に付きましてはこちらのホーム
ページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

早速通電してみたが電源が入らない。 その原因を探すべく中身を取り出し程なく原因が分かった。

電源は入ったが殆ど音声出力は無く略機能しなかった。 分かって仕舞えば単純なことだが周波数
変換用真空管ECH81と中間周波増幅用の真空管EF85が逆に刺さっていた。 ことを複雑にしたのは
逆の状態でも一応局部発振は機能しており本来の発振周波数より400KHz程低かったが、多分何方
かが誤って逆に挿して仕舞ったのだろう。 他に出力管EL84が可也劣化している様だったがチュー
ブ・チェッカーでgmを診る前に別の物に交換した。

中波は動作する様になったのでFMの機能を診てみたが周波数が変わらず初めての構造で動作を
理解するのに若干時間を要した。 上の画像の左に見えている透明のシャフトが鍵を握っていた。

そのシャフトの反対側をスプリングで押し付け軸方向に動かしており、内部はスラグ同調と想える。

ペーパー・コンデンサも可也使われており絶縁の劣化が考えられるので全て交換したが資料が何
も無く万一誤配線を起こすと後が大変なので神経を使う。 今日はここまでで時間切れとなった。

右が今回使われていたPhilipsのEL84で左は試みに使ったTelefunkenのEL84。 サテFMのフロン
ト・エンドは難航しそうだが明日にも取り組んでみよう。 マジック・アイはお約束通り光らなかった。

 

12月7日 昨日でまた一つ歳を取って仕舞い60歳代最後となったが何とか健康に過ごせているの
で由としなければならない。 サテ、使われているマジック・アイが気になって朝から調べてみた。
Philips製のことは読めるのだが型番は全く読めない。 アレコレ調べた結果EM34では無いかとな
ったがヨーロッパから購入すると送料を含め7千円程となって仕舞う。

最後にFMのカバレッジの改造に取り掛かったが、選局機構にはスチール・ワイヤーがリベット止
めされており簡単には外せそうに無かった。

スチール・ワイヤーを外すことは諦め何とか本体から外して中を診てみた。

ひとことで言うと可也難航したが、幸い好結果が得られこの時代の機種としては高感度だった。

真空管は全て?Philips製の様で一部は全く型番が読めなかった。 左からECH81-EF85?-EABC80-
EL84-EZ80? ここには登場していないがECC85も使われている。 *EL84は殆ど使えなかった。

ジャンル:
コレクション
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