テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Marantz, 10B Stereo FM Tuner

2016-10-19 12:23:01 | Weblog

今日お預かりしたのはこれまでにも何度か手掛けた Marantz の 10B で清掃中にコンデンサの
一つが壊れて仕舞った部分の修理とカバレッジの改造をご依頼頂いた。 この種のチューナー
の修理、改造に付きましてはこちらのホームページ http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお
問い合わせ下さい。

検波ドライブのg1に繋がっている470pFが断線していたので直し、カバレッジの改造に進んだ。

この機種のカバレッジの改造は簡単では無いが何とか好結果を得た。

10月23日 昨日夕方ご依頼主から電話を頂き、届き早速テストしたがCRTが動作しないとのこと
だった。 CRT後部は温まっているのでヒーターは点いている様だが全く光らないとのこと。 受信
そのものには問題は無いとのことで+Bは出ている様だった。 帰路通勤の電車で回路図を広げた
が+Bが出ているとなると(ミューティングも機能しないとのことだったので)-270Vの電源が怪しい。
明日はここを先ず診てみよう。 

10月24日 -270V電源を診てみた。 一次側の電圧100Vでの値で約241x1.1=265Vと問題無い。

アレコレ試みている内に突然永年使って来たDMMが壊れて仕舞い、下はアナログテスター(50KΩ/V)
での電圧値。 カソードの電位-154Vに対しg1が-215Vなのでg1が61Vも低くカットオフと想われる。

CRTその物は電源OFF時ボンヤリと輝点が出たので問題は無いと想われた、解せない。このCRT
のスペックをプリントアウトし帰路通勤電車で眺めたがOperating Characteristicsのところで-Vg1=
50-100V (Negative grid No.1 voltage for visual extinction of the focused spot) と記されていたが
果たして-61Vで輝点は見えるのかハッキしない。 カットオフは加速電圧にも依存すると想われる
ので簡単には云えないのかも知れない。 因みに他の電極の電圧はVg2,g4=500V  Vg3=0-120Vと
なっていたが今日の結果では(カソードの電位を基準とすれば)Vg2,g4=329V Vg3=74Vとなりフォー
カスは合焦していない可能性大。 それと加速電圧329Vも低すぎる様想われた。 

10月26日 今日はMさんに手伝って頂き大きく進展した。

上のVRはミューティング・レベル調整用の100KΩで、Focus VRのセンターでは-80Vが出ていたが左端
では略ゼロだった。 この原因を調べたところミューティング・レベル調整用のVRに在った。

このVRを一度分解し、組み直した結果、回路がグランドに落ちていた問題は解決し、輝点も出た。

 

10月28日 ミューティング・レベル調整用VRを組み込みCRTは無事光る様になった。 フォーカス
電圧が下がったのが発光しなくなった原因と想われた。

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コレクション
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