テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

日立 CT-150 (昭和35年7月)+松下 TK-91D (昭和40年5月)

2016-02-16 14:01:12 | Weblog

今日拝見したのは某放送局のドラマ用に知人が貸し出すカラーテレビ2種で、先週末急遽話が
伝えられ、昨日午後明日朝届けたいとの急な話となった。 この知人とはこの10数年タッグを組
み映画やテレビ・ドラマ用のテレビを手掛けて来た。 多くの方がご存知と想われる作品としては
【三丁目の夕日】の第一話が上げられるが、この作品では美術の方が細部にまで拘っていらした
ので色々なことが有った。 例えば何方もご存知無いと想うがテレビのチューナーは日テレの4チ
ャンネルとなっている。 (こちらは気にせずビデオ・コンバーターの出力2チャンネルで収めたが
チャンネル・セレクタの内部を削り4チャンネルに合わせていた。 一言言って貰えれば簡単に4
と2チャンネルを交換出来たのだが、後日元に戻すのに苦労した)。 サテ十分に古いカラーテレ
ビなので白黒テレビの様には簡単には行かないし、また日数も余裕が無いので早速取り掛かる
ことにしよう。  この種のカラー、白黒テレビの修理、改造に付きましてはこちらのホームページ
http://www2.odn.ne.jp/~cac55760/ からお問い合わせ下さい。

日立のカラーテレビ1号機でCRTはご覧頂ける様21"の丸型が使われており実に重量は100Kg
を優に超えている。 電源を徐々に上げて行ったが音声も出ず、可也難航することが想像出来
たので今回この機種はパスすることにした。

 

もう1台は松下のTK-91Dで、こちらはハムが激しく、CRTは若干発光していたと聞いたが自分
ではそれを確認出来なかった。 昭和40年と云うことは既に半世紀を経ており動作しないのが
寧ろ当然と云える。 こちらは何とかオリジナルの形で動作させたい!

2月17日 今日は午後友人のMさんが 手伝いに来てくれた。 

音声出力はハムだけだったので、彼にビデオIFの特性から診て貰った。 どうもビデオIFのゲイン
が小さい様なので各段のプレートとスクリーンの電圧を見て貰ったが異常は無いとのことだった。
そうこうする内、どうもヒーターが暗い気がしたのでヒーター電圧を見て貰ったところ6.3Vのところ
が4.5V程しか無かった。 ヒーター回路はトランスレスとなっており最初解せなかったが回路図を
見直した結果ヒーター回路にはデガウス用コイルとパラにサーミスタが使われているのが分かり
探してみた。

結果CRTのカバーのところに在る端子板にサーミスタが取り付けられていたがリード線の片方
が外れていた。 外して細かく診てみようと外そうとしたところ割れて仕舞った。 抵抗値は大き
な方が約200Ω、小さい方が約300Ωだったので本来は120Ω(コールド時)だったのだろう。
仕方なくセメント抵抗(10Ω/10W)で代用して先に進んだ。

水平出力は問題無く出ている様だったが高圧が加わって無い様だったので高圧整流管と高圧用
シャントレギューレータをチューブ・チェッカーで調べてみた。 結果、高圧整流管3A3のエミッショ
ンはゼロだった。 またレギュレータ6BK4のgmは非常に低かったが交換した物はもっと低かった。

2本の真空管を交換した後念の為にアノードキャップとレギュレータのプレートを外し(無負荷)高
圧整流管の出力電圧を診てみた。 Mさんが帰った後も連続運転を続けたが、当初1KV程しか無
かったが徐々に電圧は上昇し、30分程経過した時点で約13.5KVまで上昇した。  何か汚れ等で
リークしていたのだろうか? シャント・レギュレータの6BK4は何れもガラスが茶色になっている
がこれは最初からなのだろうか? 確かこの真空管ではX線が発生すると聞いているが、それで
この様な色になって仕舞うのだろうか?

2月18日 駄目元でバラバラになったサーミスタを接着し、元々使われていた接合部を溶かし
接着を試みたが上手く行かず、結局半田付けを試みてみた。 完全に繋がっているか定かで
は無いが一応静特性は良好だった(電流を流してどうなるかは目下不明)。

昨日は無負荷で13KV程を確認したがアノードとレギュレータを繋いだところ2KV程度に落ちて仕
舞ったのでレギュレータを外した。 一応CRTは光始めたが未だ暗く、垂直振幅が殆ど無かった。

加速電圧は17KVを超えたが、未だ低い様だった。 ビデオコンバーターのチャンネルではペデ
スタル・レベルが上がるのか輝度が低下し、殆ど光らなくなる。

高圧のレギュレーションが悪い様なので手始めに水平偏向に関係した真空管のgmとエミッション
を診てみたが問題は無さそうだった。 サテ、次はどうするか?

2月28日 滅多にコメントの管理を開かないので遅くなりましたが、こちらにコメントを頂いても連絡
先が記されてないと直接お答え出来ません。 CT-150は記しました様、100Kgを超えており一人で
は扱えない為、動作を診た後直ぐに神南に在る放送局に運ばれましたのでCRTのメーカーを見て
おりませんが21CYP22のことは間違い無い様です。

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CT-150のCRT (ita)
2016-02-26 20:24:53
いつも楽しく拝見させていただいております.
日立CT-150に関してお聞きしたいのですが,
CRTである21CYP22は国産品(日立製)でしょうか?
それとも,輸入品(RCA)なのでしょうか?

21CYP22は国内で生産されていたのか?
永年の疑問なので,よろしければお教えいただきたく,
よろしくお願い申し上げます.

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