おばさん二人旅 終了

　８月１日から１０月２９日の３か月の旅が終わります。帰りなんいざ！孫も友達も私を待っててくれてるでしょうか？

　同行の彼女はお土産を沢山買い、フランス経済にいくばくか貢献したはずです。私は、本や何かで重くなったスーツケースを軽くすべく、よれよれの洋服ばかり持って来たので捨てまくりました。すっきり気分が軽くなりました。人間関係のしがらみも捨てられればいいのですが、、、

　帰ったら何をしましょうか？フランスはしばらくいいかなと思い始めました。ルーマニア語を少し頑張るつもりです。（こう宣言しとけば、頑張れるかな？）

　という訳で、おばさん二人旅は終了です。ブログを読んで下さった皆様、お付き合いありがとうございました。どうにか、無事に終えそうです。

霧のパリ パサージュ パノラマ

　朝起きたら、窓が結露で曇ってました。

　２２番の🚌に乗り、オペラまでお土産を買いに出ました。窓の外は霧で煙った景色でした。霧に煙るパリ、汚いものが見えないのでなかなかの風情です。オペラに着くと、空は青く、温かくなりました。３か月の滞在で、お天気にも恵まれました。雨が続いたり、強い風が吹いたりもしませんでした。
　愛しの孫のセーターとＴシャツを買い、うろうろ歩き回りました。紛れ込んだのはパサージュパノラマ、古い切手や写真、絵葉書などがそろったお店が独特の雰囲気を醸し出しています。一軒のお店のショーウィンドーに飾られた七宝のネックレスが欲しくて入りました。入ったら、親日的なおじさん二人、一人は、机に上でアクセサリーを作ってました。日本に何回かいったらしいです。さくらというガールフレンドもいるらしい。雰囲気のあるお店なので描かせてもらいました。
　帰り、オペラ横のチョコレート屋でアイスクリームを立って食べてたら、店員の若いイケメンのお兄さんが日本語で話しかけてきました。食べながら、しばらく話をしました。

昼食のおよばれ

　もうすぐ帰ります。残り少なくなったので、食事作りもやめましょうとそれぞれが好きなものを食べることを提案しました。多分私のわがままです。同行の彼女はフランス料理ならすべてＯＫ、一方、私は中華や韓国料理、アジア料理、和食が恋しくなりました。そこで、一軒先の中華屋さんへこのところ出かけてます。若いお母さんと息子がいつもいます。なかなか感じの良い中国人です。フランス語も完璧らしい。いつから来たの？と聞いてみたら１６さいからだそうです。今日は、春まき、餃子、タイ風チャーハンに酢漬けキャベツ。久しぶりの中華はおいしかったです。明日は、和食にしようかなと考えているとこです。

一夜あけ、今日から（２６日）冬時間です。日本との時差は、８時間になりました。そして、今日は昼食のおよばれです。以前まだ小学生だった可愛いお嬢さんを介しての知り合いです。大きくなったお嬢さんの美しい写真がお部屋にありました。日本に帰ったら、本物に会うつもりです。シャンパンから始まって、デザートまでしっかりごちそうになりました。美味しいご飯と茄子の漬物、和食が恋しかったので嬉しかったです。

　その帰り、ふらっと入り込んだサンメリー教会でピアノのコンサートを偶然聴いてしまいました。ベートーヴェンのソナタを２曲。Ｖｉｋｒａｍ　Ｒａｊａｎというインド人のピアニストでした。天井の高い教会にピアノの音が響き渡りました。無料コンサートでしたが、沢山の人、そして沢山の拍手とブラボーでした。

　そして、こどもの絵日記のように締めくくります。今日は、とても楽しい一日でした。

再び、ケ ブランディー美術館へ

　滞在が残り少なくなりました。もう一度、ケ　ブランディー美術館へ行きました。この前行ったのは、８月２０日でした。セーヌにそった木々はすっかり茶色くなりました。紅葉してきれいですと書きたいとこですが、さしてきれいではありません。葉が全部落ちた方が風情があるかもしれません。前回びっくり感激したものをもう一度確認しました。やっぱり、すごい！今日は、それに合わせ「Ｍａｙａｓ」展もやってました。なんと表現がとても繊細優美です。地球上、時代ではなく、すごい人はすごいのねと感心しながら、自分の存在がちっぽけなゴミみたいに感じました。でも、ゴミみたいだけど幸せなゴミです。どこかでほんのすこしでも誰かの役にたつなら、ゴミはがんばるつもりです。残り少ない人生になりましたが、、、

マヤ展で、みんな立派な顔です。

　　　

日本文化会館で「伊豆の踊子」を観る

　左岸のビラケム橋のたもとにガラス張りのモダンな建物、それが日本文化会館です。そこで「伊豆の踊子」をやってるという情報がマダムＫからあったので、映画でも観たいなと思っていたので出かけました。上映時間まで時間があるので、中からスッケチしました。その間、日本人もそれ以外の国の人も何人も出入りしました。入り口で黒いスーツの黒人のおじさんから荷物チェックを受けなければなりません。私が座っていたテーブルの後ろでは、フランス人の若者が日本人の女性から日本語のプライベートレッスンを受けてました。

　映画は、美空ひばり、石浜明　主演のモノクロでした。字幕がフランス語。美空ひばりのまだ幼いこと！石浜明の美男ぶり、伊豆の風景、タイムスリップいたしました。