キャラクタービジネス情報ブログ

キャラクタービジネス情報を発信するボイス情報の公式ブログ

「ユニクロ」の功罪

2015-10-08 12:52:14 | アパレルブランド
こんにちは、キャラクタービジネス情報のボイス情報です!


山口県の普通のメンズ専門店の跡を継いだ柳井社長は1店舗だけの展開だけでなく、安価なウェアを販売するために、スーパーの理論で、メンズ商品多量生産、多量販売を行い、全国的展開を担って次々と店舗を開発していった。
世の中はカジュアル化が進行中で、メンズはスーツ離れが置きつつあり、Tシャツやトレーナー、チノパン、ジーンズなどを従来のブランド品の3分の1くらいの価格で展開、毎週全国版の新聞にチラシを入れて、販売高を上げていった。

まだ1千億円も売っていない規模の時、「ユニクロ1兆円構想」を打ち出し、我々も半信半疑で見ていたが、自分が客になっていた。
ユニクロの拡大によってロードサイドのメンズ専門店はスーツを中心に重衣料と呼ばれるアイテムを、やはり多店舗化で街のメンズショップより安く展開して、青山商事、はるやま、アオキなど大手が全国制覇して地方の中堅企業は合併や倒産に追い込まれた。
街でのメンズ専門店も重衣料組は敗れて軽衣料のカジュアル専門が生き残った。これらの企業も「ユニクロ」に追随して価格を抑えている。この日本のメンズファッションの変化に対応したのが「GAP」、「無印良品」、「H&M」、「アメリカンイーグル」などで、海外のブランドも相次いで日本に上陸し、メンズばかりだけはなく、レディスものも販売、次第にレディス専門店にも圧力をかけ始めている。

この間、当ブログで前回述べたような有力デザイナー、特に海外デザイナーのライセンス物がなくなってきており、大手・有力デザイナーブランドは伊藤忠商事に集結し、約150ブランドを管理してライセンス料で莫大な利益を上げている。
従って、他の約250のブランド管理会社は優劣がはっきりしていて、昔の勢いはない。
「ユニクロ」はすでに1兆円を超えて今や世界的なブランド・小売業として各国で展開しており、今や「5兆円構想」が出て、企業内でも英語が公用語になったり、パートを社員化するなど国際企業として変化している。
この「ユニクロ」の成功は街から専門店を食いつぶし、中小企業の経営者や社員の生活を奪ってしまった。
更に、変化させ成功している。さらにに同業の国際企業の日本上陸を活発化させ、消費者にとっては海外ファッションを安く買えるという効果を生んでいる。
いづれにしても洋服100年の歴史の中で「ユニクロ」は最も業界の変革を行った企業の一つとして歴史に残るだろう。

感謝。




キャラクタービジネス情報のボイス情報
http://www.voice-joho.jp/
〒113-0034 東京都文京区湯島1-11-8 岡ビル202
TEL 03-5840-9620/FAX 03-5840-9624
新刊案内


ライセンスキャラクター名鑑2016

ジャンル:
各業界情報
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 婦人アパレルの工場とデザイ... | トップ | 「図書館戦争」、実写映画最... »

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。