暇つぶし日記
思いつくままに記してみよう
 



 

邦題; 捜索者  (1956)

原題; Serchers

119分

 

監督: ジョン・フォード  
製作: C・V・ホイットニー  
製作総指揮: メリアン・C・クーパー  
原作: アラン・ルメイ  
脚本: フランク・S・ニュージェント  
撮影: ウィントン・C・ホック  
音楽: マックス・スタイナー  
出演: ジョン・ウェイン イーサン・エドワーズ
  ジェフリー・ハンター マーティン・ポウリー
  ナタリー・ウッド デビー・エドワーズ
  ヴェラ・マイルズ ローリー・ジョーゲンセン
  ウォード・ボンド サミュエル・ジョンストン・クレイトン
  ラナ・ウッド デビー・エドワーズ(少女)
  ヘンリー・ブランドン スカー
  ハリー・ケリー・Jr ブラッド・ジョーゲンセン
  ハンク・ウォーデン モーズ・ハーパー
  ジョン・クォーレン ラース・ジョーゲンセン
  オリーヴ・ケリー ジョーゲンセン夫人
  ケン・カーティス チャーリー・マッコリー
  アントニオ・モレノ エミリオ・ガブリエル・フェルナンデス
  ピッパ・スコット ルーシー・エドワーズ
  ウォルター・コイ アーロン・エドワーズ
  ドロシー・ジョーダン マーサ・エドワーズ
  パトリック・ウェイン グリーンヒル
 
 コマンチ族に弟一家を殺され、二人の姪をさらわれた男イーサン。以来、彼はコマンチ族に対して憎悪を燃やす復讐鬼となった。そして、さらわれた姪たちを求めて、彼は何年も捜索を続けていたのだった。だがやっと探し当てた姪のデビーは、インディアンの言葉を操り、イーサンから逃れようとする。完全なコマンチ族となってしまったデビーに、イーサンは銃を向けるが……。J・フォード&J・ウェインのコンビによる、一人の男の復讐を描いた傑作ウェスタン。
 
上記は映画データベースの短い記述である。 尚本作品についての詳しい説明はウィキ゚ペデア、捜索者の項に譲る。 とりわけ鑑賞後はエピソードの項が参考になる。
 
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8D%9C%E7%B4%A2%E8%80%85
 
本作を観たいと長らく思っていた時にベルギー国営テレビ局の深夜映画としてかかったものを観た。 本作は50年代のクラシック映画でカラーとはいえ現在とは些かことなって眼も鮮やかな当時のテクニカラーで撮られ、それは色彩に於いては「風と共に去りぬ(1939)」、「赤い靴(1948)」に見られるように印象的な赤を見せていた。 けれどフィルムであるからこの年月で鮮度、解像度の劣化が進みこの10年以上クラシック諸作品をデジタル化して色彩を矯正し元の色彩と以前に増した解像度を得て保存されている各団体の営為の成果がここに見られる。 70年代のまだデジタル化されていない西部劇が多く有る中、ジョンフォードの作品をこのように見られるのは幸いである。 尚本作に先だって本作を基にした作品を幾つか観ている。 それらは本作の後年ジョン・ウェイン主演でコミカルなしたてで撮られた「マクリントック(1963)」であったりトミー・リー・ジョーンズ、ケイト・ブランシェット演じる「ミッシング(2003)」であったりするけれど本作の雄大な荒野を背景にして繰り広げられるスケールとテンポには現代にみられない50年代のジョン・フォードのものである。 本作のストーリーや俳優の演技等については上の解説にゆずり自分は些細なことでお茶を濁す。
 
自分は日頃古式銃を愛好しこの25年ほど公式競技などに参加している。 とりわけ自分が最初に得た銃は1873年モデルのコルト回転式リボルバー44口径とこの弾を共有する1873年モデルのウインチェスター・カービン銃である。 本作は南北戦争がおわって数年たった1868年から始まる。 そして6年の歳月を経て目的を達する噺ではあるけれど主人公やテキサスレインジャーの使用する拳銃は自分と同じ1873年モデル、小銃はウインチェスター1892年モデルである。 時代考証を正確に基にしたものならば後半はいざ知らず68年から73年モデルのピストルが登場することはありえない話でそれが牧歌的な西部劇時代のもの、特にジョン・ウェインの気に入りの銃であることからすれば少々の無理もきき、例えば京都の平安神宮で近藤勇と鞍馬天狗がちゃんばらをするようなものか。 後年幾つかの作でジョン・ウェインは1892型ウインチェスター銃の引き金部分の金属ガードを丸く膨らませてループ状にしたものを好み、近年のコーエン兄弟の佳作「トゥルー・グリット(2010)」は、ジョンフォード作「勇気ある追跡(1969)」のリメイクではあるがコーエン作ではライフルからピストルまで時代考証が行き届いたものであったけれどオリジナルではジョン・ウエインが最後の馬上の決闘でこのループ・ガードを手前から下にぐるりと廻して弾を込めるアクションを披露してこれが我々子供たちにこれを真似をして遊ばせる元になっている。 またこのループ・ガードのアクションは当時のテレビ・シリーズ、チャック・コナーズ主演「ライフルマン」やスティーブ・マックィ―ン主演の「拳銃無宿」でもみられ子供たちの人気の的となっていた。


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