暇つぶし日記
思いつくままに記してみよう
 



 

外気の温度が9℃、10℃では外に出る気もせず、抗癌剤の副作用で冷たさに過度に敏感になっていて家の中でさえ手袋をして過ごすのだからよっぽどのことがなければいくら陽が射しているとはいえ出ることはない。 そんな中で居間やダイニングキッチンのガラス窓から大きな空を眺めていると春先であるから様々な鳥が屋根を掠め庭の上空を飛び回るのが眺められる。 今は寒いのであまり見られないがムクドリなのだろうか数百羽、数千羽が群れて海中のイワシの群れのように夕空を動き回るのがみられるのだがそれをよく見てみると大体二羽づつペアで塊となって飛び回っているのが分かる。 仮令鴎でものんびりと飛んでいると後から一羽が付いて来て同じ方向に同じように飛び去るのが見える。 それは今の時期だからだろうか。 そのうち巣に入り卵を産んで5月の中頃になると雛が孵るということになるのだろう。 こう書いていると窓の外1mのところのバルコニーの手すりの上に野鳩が二羽仲睦まじく止まってクルクルと鳴き声を立てている。

窓からそんな鳥たちを眺めていてふとオランダ語が一番最初に記録された文章のことを思い出した。 大体オランダ語で最初に書かれたテキストが紀元1100年あたりの次の文だと言われている。 日本では万葉仮名が紀元5世紀ごろと言われているのでそれに比べるとオランダでは随分遅いと思われるがそれはそれまで様々な言語が混ざった状態で書記ではラテン語が用いられていたから敢えて方言のような言葉を書かなかったということにも依るのだろうけれど兎に角初めての文章がベルギー北部フランダース地方のイギリス僧院でラテン語の写経に専念していた僧が筆の遊びにページの後ろの余白に書き込んだ巷に流布していたらしい恋の歌を書き留めたものと言われている。

Hebban olla vogala nestas hagunnan hinase hic anda thu, wat unbidan we nu?    これを現代オランダ語にすると Alle vogels zijn al aan het nestelen, behalve jij en ik; waar wachten we nog op?  あなたとわたしだけを除いて鳥たちはみんなつがいになって巣ごもりをしているというのに、わたしたちは何をまだ待ってるというの? というものだ。

自分はもう大方30年前に巣ごもりをし雛を孵し小鳥も成鳥になって巣を離れているからそんなつがいの鳥たちを眺めていても私たちはまだ何を待っているというの、といってももう待つものは子供たちが巣ごもりをして雛を孵すことぐらいしかない。

尚、鳥たちが仲睦まじく交歓しているのを観て思うことがあった。 大抵は雌がおっとりと枝や屋根に停まると雄が何かと雌の為に働きかけ興味を惹く仕草をするのが見られる。 動物の場合殆どがこのパターンで雄がかいがいしく雌に働きかけなければことが進まないようだ。 しばらく雄が忙しく雌の周りで動いていると雌がふとどこかに飛び去りそれを雄が追うというのが普通のパターンのようでそのようにして別のメスが煙突の上にどこかからか飛んできて止まりそこに雄が追ってくるのだ。 それを見ていて自分の場合どんなことをしたのだろうかと思い出してみようとするけれど、、、、。



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