暇つぶし日記
思いつくままに記してみよう
 




邦題; スウィンガーズ   (1996)

原題; Swingers

96分


 
 『ミセス・パーカー/ジャズ・エイジの華』のジョン・ファブローが実体験をもとに映画化。現代ロサンゼルスに生きる若者たちの姿を、遊び心に満ちたドキュメンタリー・タッチの映像で綴る。テンポのいい展開やユーモラスな会話、そして全編に散りばめられた映画ネタが絶妙。

 コメディアン役者になることを夢見てニューヨークからハリウッドへやって来たマイク。彼はその一方、ニューヨーク時代に別れた恋人ミシェルのことを未だに気にしていた。クヨクヨしてばかりのマイクを見かねたトレントら親友たちは、気分転換に彼をラスベガスへと誘うことに。そして、トレントたちはカジノにナンパにと盛り上がるが、マイクだけは一向に冴えない始末。そんな彼も、やがて訪れたクラブでロレインという女性と出会うのだが…。
 
上記が映画データベースの記述である。 金曜イギリスBBCテレビの深夜映画としてかかったのを観た。 題名に惹かれて観る気になった。 60年から70年代初めころだったのではないか、スウィンガーということばが聞かれたのは。 ジャズの、スウィングがなければ始まらない、だったり性文化のスワップだったりと行ったり来たり、ブラブラ揺れるとの語源の通り当時をモチーフに舞台を80年代の中頃に仕立てて96年の制作だとみた。 今あちこちで見る中堅俳優たちの20年前に接してそれぞれ今では肉がついて体躯をいかしてあちこちのギャング映画に出たりコメディーにでたりとして本作を観る者には、へえ、あれがあの頃こんなだったのかと興味深かった。 
 
スウィングであるから出だしのディーン・マーチンの歌声がどんな映画になるのかを示唆してその都度そこに挿入される適切な音楽が心地よく状況にマッチして会話のテンポが楽しめるコメディーだ。 それに女をひっかけにベガスのカジノに繰り出すところには笑った。 ブラックジャックでハッスルするつもりが勝手がわからずレートの低いテーブルで年金生活の老婆に交じり結局はぼられるのだ。 バーでオズの魔法使いの少女に扮したコスプレ娘二人と彼女らのキャンパーで過ごすシーンも、独身男たちがロスに戻って夜の街、クラブに繰り出す流れも悪くはない。 
 
ヴォーンはこれから後のキャリヤでもこんな性格を演じ存在感を見せている。 ファヴローも地味ながら堅実な演技で活躍しているが本作での神経質、イライラ、時には偏執的な性格はなかなかのものだ。 日本でも当時を舞台にしたこういう調子のいいご陽気・能天気な作品があるのだろうか、あったら観てみたい。 植木等のスーダラ男が思い起こせるがあれは世代がちょっと上なのだが、、、、。


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