美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

目に見えない世界が大切だ

2016-02-09 15:37:05 | Weblog
大きな樹は大地に根を張って生きている

根腐れを起こすとすぐに樹は腐る。

目に見えない根こそが大切だ。

だから、根本というのだ。

目に見える枝や葉は所詮、枝葉末節でしかない。

人生も目に見えない心次第でいくらでも変わるのだ。

(㈱ソフィアマインド発行冊子「叶う」より

植林をしながら、根の大切さは、いつも考えることですが
あらためて、根の大切さを実感しています。

12月のバリで植林のときに認識を新たにさせられました。

初年度植えたときは根がついて葉っぱも出ていたのに、

乾期を超えるときに乾燥に耐え切れず葉っぱを落とすことが
わかりました。

葉っぱを無くした木は写真のように枯れ木に見えますが

幹を折ると生きていることが判ります。

雨期の雨を受けて、葉を茂らせて大きく成長します。

3年目になった初めて生きていることを主張し始めるということが
わかりました。

「枯れているよ」といわれても、根がしっかりしていれば必ず復活して

より一層大きく育ちます。

見かけの姿だけではなく、根の張り方をしっかり観察することが
大切なことを改めて教えられました。

来年は葉が繁って見違える木に育っていることが楽しみです。

植林地情報はNPOAGFN


「オランウータン」を自然の森に還す

2016-02-08 14:41:53 | Weblog
絶滅危惧種
「オランウータン」を自然の森に還す

私達BOS日本は2003年より
森を追われたオランウータンを保護し、訓練をする

インドネシアの団体
「ボルネオ オランウータン サバイバルファウンデーション」=BOS財団
の支援活動をしています。

「自然の森」に生存できない「オランウータン」は

日本など海外の企業による森林伐採やパームオイルのプランテーションの
開発により

1960年代後半から年々大規模な森林破壊が進み住処を追われ続けています。

BOS財団では、
2010年末に全世界の皆様のご支援によりオランウータンの

自然復帰のための森林86,450の保護管理権を政府より獲得して、

この森にオランウータンを還す活動を進めています。

次世代にもこの種の保存を進めるためにも、

熱帯雨林の生物多様性を維持するためにも、私たちもオランウータンの住処、

熱帯雨林を壊し,今もなお、パームオイルの使用を通じて

間接的に彼らの住処を壊し続ける日本人として

オランウータンの自然復帰の支援活動を行っています。

国際自然保護連合(IUCN)により絶滅危惧種として
分類されているボルネオのオランウータンの

自然復帰の目的は
(1)保護の実態と、保護のされていないものの生態についての情報を提供すること
(2)他の絶滅危惧種の生態系の健全さと持続性を維持すること
(3)適切、安全な生息についての認識をすること
(4)自然保護や温暖化ガスの削減にとっても関連ある責任があること
(5)生息域の保護について民間レベルと共通の認識で取り組むこと

 などがあります。NPO BOS日本