貧乏で暇なし(大した用事はないのですが…)は相変わらずで日々、バタバタと過ぎて行きなか
なかブログの記事が書けませんでした。暇はあるのか知れないけれど、時間の使い方が悪いのか
要領が悪いのか?!かも知れませんが。
そんな訳で遅くなりましたが、「第57回伍健まつり川柳大会」の報告をさせて頂きたいと思い
ます。今年の伍健まつりは会場がひめぎんホールから松山市内山越町にある愛媛県男女参画
センターで開催されました。2月17日(金)の当日は生憎の小雨がぱらついておりましたが、
県内外から総勢195名が参加され川柳たっぷりの1日を満喫する事が出来ました。
初めての会場ではありましたが、担当者の方々の事前の打ち合わせや準備がきっちりなされて
おり、受付や壇上の設営等々がスムーズにいったように思います。会場に到着した人から受付を
済ませ、番号の入った当日投句を受け取ります。10時に開会式があり、当日投句締め切りが
11時30分。投句が終わった人から思い思いにお昼のお弁当に。県内外、遠来の柳人に久し振り
に会えて話が弾むのも大きな大会ならではの事。披講前のひと時、皆さんの笑顔を拝見するのも
心地良いものであります。
今回の選者には徳島から徳長怜子さん、大阪からは全日本川柳協会常任幹事の赤松ますみさんを
お招きしており、新しい風が吹きそうな感じがします。また、選者ではありませんが和歌山からは
実力実績のあるたむらあきこさんも一投句者として顔を見せておられました。
いよいよ事前投句の披講が始まります。多くの入選句に耳を傾けながら、多様な視点があるものと
いつも感心させられる時間です。選者が順次句を詠み上げて行く中、自分の番号が呼ばれるのを
今か今か、次に呼ばれるのでは?と思いつつ番号が呼ばれないのも悲しい事実?!でありますが、
まだまだ、修行が足らんなと思い知らされもっと頑張らねばと、創作意欲を掻き立てられ、エネ
ルギーや刺激を頂く良い機会になるのもまた事実であります。
また皆さん、この大会は普段の例会などとはまた別の意義があり、渾身の力を注いだ力作をおそ
らく出されているので選者も選ぶのが大変だろうなと思います。
そんなあれこれ、貴重な時間があっと言う間に過ぎ優秀賞の発表となり、大会は無事終了。
今年も多くの事を学ばさせて頂き感謝です。関わった皆様、お疲れ様でした。
稚拙ですが、以下に当方の句を掲載させて頂きます。◯印が入選句でした。
事前投句
「迫力」 迫力を背中で示す父だった
迫力は見かけだったか青い鬼
「ドローン」 ドローン飛ぶ九条捨てて戦場へ
◯ドローン飛ぶ過去は捨てろと言いながら
当日投句
「こっそり」 九条をこっそり連れて家を出る
こっそりと父の背中にLOVEと書く
「膨らむ」 膨らんだ対角線にある疑惑
少年の膨らむ夢にいるピエロ
「目立つ」 ◯目立つから昨日の嘘を白くする
如月のネールアートが目立ち過ぎ
「冴える」 月冴えるアボカドの嘘見破って
月さやかバレンタインは罪である
今年から会場は道後を離れ、本町は山越にある男女共同参画センターへ。
受付付近では早速、当日投句を書き始める人も。
続々と……。皆さん、我が子を嫁出す心境でしょう。頑張って下さい。
会に先駆けて昨年度、愛媛県の川柳界に尽力された方々に功労賞が贈られました。
会長より大会の挨拶が、いよいよ「第57回伍健まつり川柳大会」の幕開けです。
前田伍健先生の柔やかな表情の写真が温かく会を見守ります。
皆さん、熱心に披講に耳を傾けます。
「こっそり」の披講。
脇取りの方の真剣な表情。責任重大です。
確か、会場は500人は入れるとか。
披講は続きます。次は自分の句が詠まれますよう!!
いよいよ、優秀句の発表です。会場もどの句が選ばれるのか、緊張の一瞬です。
優秀句を受賞された皆さん、おめでとうございました。写真がいまいち、申し訳ありません。
最後に今年の栄えある「伍健盾」に輝いた句をご紹介します。
「重いもの見て来たドローンの孤独」 西村 美保子さん
なかブログの記事が書けませんでした。暇はあるのか知れないけれど、時間の使い方が悪いのか
要領が悪いのか?!かも知れませんが。
そんな訳で遅くなりましたが、「第57回伍健まつり川柳大会」の報告をさせて頂きたいと思い
ます。今年の伍健まつりは会場がひめぎんホールから松山市内山越町にある愛媛県男女参画
センターで開催されました。2月17日(金)の当日は生憎の小雨がぱらついておりましたが、
県内外から総勢195名が参加され川柳たっぷりの1日を満喫する事が出来ました。
初めての会場ではありましたが、担当者の方々の事前の打ち合わせや準備がきっちりなされて
おり、受付や壇上の設営等々がスムーズにいったように思います。会場に到着した人から受付を
済ませ、番号の入った当日投句を受け取ります。10時に開会式があり、当日投句締め切りが
11時30分。投句が終わった人から思い思いにお昼のお弁当に。県内外、遠来の柳人に久し振り
に会えて話が弾むのも大きな大会ならではの事。披講前のひと時、皆さんの笑顔を拝見するのも
心地良いものであります。
今回の選者には徳島から徳長怜子さん、大阪からは全日本川柳協会常任幹事の赤松ますみさんを
お招きしており、新しい風が吹きそうな感じがします。また、選者ではありませんが和歌山からは
実力実績のあるたむらあきこさんも一投句者として顔を見せておられました。
いよいよ事前投句の披講が始まります。多くの入選句に耳を傾けながら、多様な視点があるものと
いつも感心させられる時間です。選者が順次句を詠み上げて行く中、自分の番号が呼ばれるのを
今か今か、次に呼ばれるのでは?と思いつつ番号が呼ばれないのも悲しい事実?!でありますが、
まだまだ、修行が足らんなと思い知らされもっと頑張らねばと、創作意欲を掻き立てられ、エネ
ルギーや刺激を頂く良い機会になるのもまた事実であります。
また皆さん、この大会は普段の例会などとはまた別の意義があり、渾身の力を注いだ力作をおそ
らく出されているので選者も選ぶのが大変だろうなと思います。
そんなあれこれ、貴重な時間があっと言う間に過ぎ優秀賞の発表となり、大会は無事終了。
今年も多くの事を学ばさせて頂き感謝です。関わった皆様、お疲れ様でした。
稚拙ですが、以下に当方の句を掲載させて頂きます。◯印が入選句でした。
事前投句
「迫力」 迫力を背中で示す父だった
迫力は見かけだったか青い鬼
「ドローン」 ドローン飛ぶ九条捨てて戦場へ
◯ドローン飛ぶ過去は捨てろと言いながら
当日投句
「こっそり」 九条をこっそり連れて家を出る
こっそりと父の背中にLOVEと書く
「膨らむ」 膨らんだ対角線にある疑惑
少年の膨らむ夢にいるピエロ
「目立つ」 ◯目立つから昨日の嘘を白くする
如月のネールアートが目立ち過ぎ
「冴える」 月冴えるアボカドの嘘見破って
月さやかバレンタインは罪である
今年から会場は道後を離れ、本町は山越にある男女共同参画センターへ。
受付付近では早速、当日投句を書き始める人も。
続々と……。皆さん、我が子を嫁出す心境でしょう。頑張って下さい。
会に先駆けて昨年度、愛媛県の川柳界に尽力された方々に功労賞が贈られました。
会長より大会の挨拶が、いよいよ「第57回伍健まつり川柳大会」の幕開けです。
前田伍健先生の柔やかな表情の写真が温かく会を見守ります。
皆さん、熱心に披講に耳を傾けます。
「こっそり」の披講。
脇取りの方の真剣な表情。責任重大です。
確か、会場は500人は入れるとか。
披講は続きます。次は自分の句が詠まれますよう!!
いよいよ、優秀句の発表です。会場もどの句が選ばれるのか、緊張の一瞬です。
優秀句を受賞された皆さん、おめでとうございました。写真がいまいち、申し訳ありません。
最後に今年の栄えある「伍健盾」に輝いた句をご紹介します。
「重いもの見て来たドローンの孤独」 西村 美保子さん