野田聖子さんはたぶん女性からの支持率が高いと思います。
私もなんとなく親近感を持っていて応援していました。
この本を読んで「親近感」という意味では、
さらに強くなったと思います。
政治という完全な男社会、どろどろ社会でこんな強く生きて
かっこいい女性、だけど正直で不器用だから親しみも沸くのです。
でもでも。
政治家としての彼女は私が期待していたのとは違いました。
そもそも、政治家になったのはおじいさんの地盤があって、
まわりに担がれたから。つまり強い政治思想があったわけではない。
国会議員になった後も自民党の広告塔として作られていただけ。
生い立ちを書くことで明白になってしまっていますが、
これって政治家としてはかなりマイナスなのでは。。。??
こういう人に首相にはなってほしくないと思い直してしまいました。
二世議員っていうのはこういうものなのでしょうか?
とりあえず本としては面白かったし、女性としては好きです。