ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

111221:妻の嫌いなもの

2011年12月21日 | マイ家族

 結婚して40年にもなるのに妻のきらいなものや嫌いなことが完璧には把握していないことがよくわかった。「己の欲せざることは人に施すな」とは論語に書いてある一警句だが結婚生活においてうまくやっていくためには自分のいやなことを相手がやった場合、どれだけ許容できるか、これが許容できなくなると相手の顔もみたくないということになり離婚に至ってしまう。だから結婚する前は相手を両目を開いてしっかり観て(うちなるところまで)、結婚したら片目でみなさいということになる。
 
 先日、あるドラッグストアでだんごやわらびもちの催事販売をしていた。なんとなくわらびもちが食べたくなって買おうとしたがみたらし団子がならべられてあった。確か妻はみたらしは好きだったなとふと頭によぎったが団子屋のおやじさんが「わらびもち、できたてだよ」といったので買ってしまった。あとで女房があのむにゅむにゅとした触感が嫌いなのよという。ああそうだったんだと何も言わず一人で平らげた。

 妻の骨折から3週間あまり、夕飯の心配をいつもしているがなにか簡単にできる鍋ものがないかなとスーパーにでかける。確かコンビニで小世帯向けの鍋セットを出していたようだ。もついりのもつ鍋スープというのが並んでいた。あとはキャベツとニラをいれたらOKと書いてある。ビデオでは他の種類の鍋もあるようだったが店頭にはもつ鍋しかなかった。
 ニラひと束とあわせ購入、夕食の準備にかかる。キャベツを適当に切り、ニラを5センチくらいにきって豆腐も準備。もつ鍋スープが煮えてきた段階でキャベツ、豆腐、ニラの順にいれて、全体ににつまった段階で食事OK。いい味、うまい。
ワインと焼酎湯割りも用意して妻を呼ぶ。いきなり、何この臭い!私はこの臭いが嫌いなの・・・納豆ご飯をたべて、さっさと御馳走さんと言って二階にあがってしまった。確かホルモンはダメと言っていたかな・・一人で焼酎を飲みながら食べる。結構うまかった。まあ、「この臭いは吐き気をもよおす」とまで言われればあえて「まあ食べてみろよ」とは言えない。

 まあお互い、小言も言わず、機嫌よく生きてゆくには相手の小言のもとになることをしっかり整理して小言がでないようにする努力がいるのだが・・・。
朝のNHK連ドラ「カーネーション」で超関白親父の小原善作を小林薫が演じているがあれは戦前の親父の姿だね。よくDVや女性蔑視で視聴者からクレームがでないものだ。
さあ、料理本をみて勉強、勉強・・・・

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 111218:孫娘の幼稚園、おゆう... | トップ | 111224:歴史認識のむつかしさ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

マイ家族」カテゴリの最新記事