“ヴィタミーナ”な生活

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楽唱団U5 第4回定期演奏会

2006年04月30日 | 音楽
「がっしょうだんゆーごー」と読みます。
ヴィタミーナの仲間であるキョンシーが出演するので、初台の近江楽堂へ行ってきました。
客席(約100席)は満席、出演者は指揮者も入れて20名ちょっと。
近江楽堂に、あんなに大勢の人が入るとは・・・!

近江楽堂はドーム状のつくりになっていてとても響きがよく、ギターのコンサートにもよく使われます。
が、響きが良すぎてちょっとした物音が気になったり、演奏者の話す声が聞き取りにくかったりするのですが、今回は全くそれを感じず(人が多かったから?)、美しい歌声に包まれてとても心地の良いコンサートでした。

楽唱団U5は混声のアカペラ合唱で、主に教会音楽を歌っているようですが、コンサートのプログラムには必ず日本の唱歌を歌う、と指揮者であり指導をしている望月寛之さんは説明をされていました。
今、主に若い人を中心に好まれるのが、リズムの軽快なテンポの速い曲。
日本の唱歌は、テンポのゆっくりとしたものが多く、それを(日本語の歌詞も含めて)かみ締めるように聴いてほしい。
加えて、唱歌は世代を超えている。
子供も大人もおじいさんやおばあさんも一緒になって声に出して歌える。
とても大切にしてゆきたい、とおっしゃっていました。

そして、本日のメインが、バッハ「Jesu,meine Freude(BWV227)」。
合唱に詳しくない私にはよくわからないのですが、バッハのモテットをアカペラで歌う(それもアマチュアが)ことは、「おいおい、本気か?」と言われてしまうくらい大変なことなのだそうです。
それに楽唱団U5は挑戦しました。
コラールと合唱が交互に出てくる、30分ほどの大曲。
見事に歌いきりました。
素晴らしかったです
挑戦の意欲と成し遂げた喜び、それを共有することが出来て、感動しました。

プログラムは以下の通りです。
 Sicut cervus(G.P.da Palestrina)
 The Lamentations of Jeremiah(T.Tallis)
 日本の唱歌
  朧月夜・たなばた・赤とんぼ・たき火・ペィチカ
 Jesu,meine Freude(BWV227)(J.S.Bach)

アンコールは、ふるさとと題名を失念しましたがW.バードの曲でした。

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しかし、バッハは、いい~ 


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