●次元俳句0190・記念日(時間)01・坊城俊樹01・2014-09-01(月)
○「煙突は煙突として震災忌」(坊城俊樹01)
季語(震災忌・秋)「えんとつはえんとつとしてしんさいき」
相模トラフが1923年にあばれました。それから90年ほど経ちます。煙突は煙突を全うします。今自分は自分を全うしているか、問いかけるための記念日です。→次元俳句-索引
○坊城俊樹(ぼうじょうとしき)
●好きな一句「鯉の口より一片の花浄土」02
季語(花・春)「こいのくちよりいっぺんのはなじょうど」
1957年、東京都出身。曾祖父が→高浜虚子。祖父・→高浜年尾、母・坊城中子のもとで5歳から俳句をはじめる。「花鳥」編集長から主宰。「ホトトギス」同人。第9回日本伝統俳句協会新人賞受賞。日本伝統俳句協会理事・事務局長。→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)
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坊城俊樹掲載句
03はぐれ雲ばかりの午後や町薄暑(薄暑・夏)〈特集・ばかり俳句〉2017/5/26
04寒き電線絡み入るスナック純(寒し・三冬)〈特集・酒呑俳句2〉2018/12/6