切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

今日のアイルケ(愛の流刑地)。

2005-04-11 08:00:00 | 超読書日記
『愛の流刑地』を検索キーワードにして、このブログに来ている人が意外に多いようなんですよね…。そんなに人気なんですか?この小説。久々に今日は読んでみたんですが、今日のは(今日も?)相当ひどい!これじゃあ、どっかのエロ牧師を批判できないんじゃないですか、まったく!

内容は憚られるので敢えて書きませんが、同じ40面の佐藤忠男氏の「野村芳太郎監督を悼む」という愛ある文章が穢れるようで何だか腹が立ってきました!!

別に性器を扱った文章がダメだということではなくて、一応、日本の一流経済新聞が朝刊にこんなものを載せるのかということと、文章自体がガキの作文レベルのひどいもので、まだ天才だった頃の野坂昭如の同様のネタの文章に比べると百万光年離れたひどいレベルであること。また、ヒロインの描かれ方の「いまどき、ちょっとあり得ない雰囲気」(つまり、作者の女性観の問題?)に至るまで、まったく話になりません。

おまけに今日の挿絵も「なんだこれ?」という代物で、何度も言う様ですが、野村芳太郎が穢れますよ!

こんな小説がベストセラーになったり、なんか文学賞でも獲ったら(でも冗談でなく、有り得るから恐いな。)、まったく世も末ですね…。

日経新聞の『愛の流刑地』(わたしの過去の記事)


にっけいしんぶん新聞(愛ルケを扱っているブログ)
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2 コメント

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良識への (dogmanX)
2005-05-23 19:27:02
まあ良識への挑戦でしょう。
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エロ新聞社 (bbc)
2005-06-14 19:12:47
エロ日経社長が同じくエロ編集長に指示して、自分たちが読むために、エロ小説家の渡辺淳一に依頼したものである。日経の読者は悲しいかな、購読料という形で原稿料を負担しているわけである。
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