明鏡止水

明鏡止水とは「澄みきって邪念のない心」のことです。
この心を持つと世間の出来事が透き通って見えてきました。

総理参拝は靖国でなく善光寺にすべし!

2007-04-25 20:52:02 | 主張
 友人の案内で善光寺に行き、左手奥にある忠霊殿にも参拝しました。
善光寺に第2次世界大戦の英霊が祭られている事は意外に知られていません。
心ならずも戦場に駆り出され、無念の死を遂げた220万人の遺骨が安置されております。

 そこで、総理の靖国神社参拝の「名案(迷案)」を提案いたします。
日本国総理は善光寺に8月15日に参拝したらどうか、と提案するものです。

本件に関し、善光寺と靖国神社と何処が違うのかを整理してみますと、
・善光寺は戦没者の遺骨が、靖国神社は戦没者の名簿が、納められております。
 仏教が有形の遺骨を重視するのに対し、神教では無形の魂を重視しています。
・善光寺は第2次世界大戦の戦没者が対象であり、靖国神社は明治以降に国家貢献
 をした方々を対象にしております。
 したがいまして、善光寺には戦死でない方(例えばA級戦犯)はおいでになりません。
・善光寺は日本最古の阿弥陀如来を祭る歴史ある寺院です。(建立は西暦630年頃)
 靖国神社は建国の英霊に特化した国営の神社です。 (政教分離で現在は法人)
 どちらも、由緒ある存在であり、優劣つけがたいものがあります。

 さて、冒頭の提案に戻りますが、
第2次世界大戦を意識するなら、8月15日の終戦記念日に善光寺に参拝すべきであり、
日本国を意識するなら、2月10日の建国記念日に靖国神社を参拝すべきと考えます。
皆さん、如何なものでしょうか?   




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