誓球の空 to the victory

目指せ甲子園、願いは一つ全国制覇
頑張れ創価

2009年 春季東京都高校野球大会 1回戦

2009年04月04日 | 誓球の空 2009 

[写真] エースナンバーを背負い力投する山崎投手

2009年04月04日(土) 09:58
‐11:28 市営立川球場

      1  2  3   4  5  6   7  8  9    計
創価    7  1  2   0  0  0   0  -  -  = 10
立教池袋  0  0  2   0  0  1   0  -  -  =  3
[ 投 手 ] 山崎(6).川村(1)
[ 本塁打 ] 五反(2回/左)
[ 三塁打 ] 下山田(1回).川上(1回)
[ 二塁打 ] 

1番
(中)川上�2(遊)臼井�3(左)五反�4(右)大島�5(三)下山田�
6(一)江口�7(捕)野倉�8(投)山崎�→(7裏/投)川村�9(二)加藤�

[写真] 5打点と大活躍の川上選手、二塁を回ってオーバーラン

ほとんど風もなく花曇りの市営立川球場
最寄りの柴崎体育館駅(多摩都市モノレール)から球場までの公園緑道は桜が満開
午前9時をちょっと過ぎたばかりだが、
すでに彼方此方に、お花見用のシートが敷かれており
お酒とお弁当が来れば、いつでもお花見が始められる状態である。

良いなぁぁ・・・
この時期は1年で1番良い季節だと思う。
主役は桜なんだが、所々で囀る鳥も桜を眺め歩みを止める人も
人工的に作られた小川の流れでさえも穏やかでほのぼのしている。
市営立川球場は、そんなお花見通りに隣接している。

今日は新チームの春初戦、やや緊張気味にスタンドに腰を下ろし
シートノックに目を凝らし、私自身も緊張の仲間入りをさせてもらう。
対戦相手は立教池袋高校、予選会からの勝ち上がりだが
公式戦の試合感があるので侮るわけにはいかない。


シートノックが始まった時間帯からすれば、10分程度早く始まるのかな?
なんて思ってたが、グラントキーパーの方々の丁寧な整備があり
ほぼ定刻の9時58分、プレーボールがかかった。
先行は創価、トップバッターの川上はやや荒れてる相手投手のボールを見極め
粘ったが大きなレフトフライでワンアウト

続く2番臼井と3番五反にはボールが先行し
二人ともに1度もスイングせず歩いて1死12塁、ここで主砲4番大島を迎えた。
ところが面白いことに、大島の時には厳しいところへ変化球が決まる。
いきなりツーストライクと追い込まれると
1球見送った後の変化球をひっかけてボテボテのファーストゴロ
進塁打とはなったものの少し残念・・・

ところが、本日の見せ場はここからの15分が総てだった。
まず、二死23塁から5番下山田のバットが火を吹いた。
じっくりとボールを見極めて、狙いすましたスイングは痛烈な打球
低いライナーで右中間を抜けまず2点先制

なおも、6番江口が粘って歩いた二死13塁から
7番野倉が三遊間真っ二つのレフト前タイムリーで1点追加
さらに、二死12塁から8番山崎の当りは
バットの先っぽに当たったハーフライナー、
これがセカンドの前で不規則バウンドしてライト前に転がりもう1点

とどめは9番加藤が歩いた二死満塁から、打者一巡して1番の川上
初球を鋭く振りぬくと、これが右中間を真っ二つの三塁打となり走者一掃
この回、二死から一挙に7点のビッグイニングとなった。

[写真] ナイスリリーフの川村投手、力強いフォームだ。

7点を取ってもらって、創価のマウンドに上がるのは
始めてエースナンバーを背負った3年生の山崎
緊張のせいか、上ずってボールが先行する。
心持ち踏み出す足幅が小さく見えただがどうだろう。

初回、相手投手の配球をじっくり見ていたの創価打線は
7点の大量点を背景に、2回からは積極的にファーストストライクを叩きにきた。
2回は3番五反が初球を叩いてレフトポール際に飛び込むホームラン
3回は二死23塁から1番川上がセンター前にはじき返して計10点

ほぼ、これで勝負有りだったと思ったが野球は何が起こるか分からない。
打線は芯で鋭く捉えるものの、深く守る相手野手陣の間が抜けない。
すると3回裏ごろから、山崎の制球が乱れボールが先行し始めると
ストライクを取りに来るストレートを狙われ
3回には長短3安打を浴び2失点、6回には不運な中継ミスもあって1失点
大量得点による気の緩みではないと思うが・・・
いずれも二死からの失点だけに、もう少し粘りがほしいところだ。

7回の裏からは、山崎に代わって川村
落差のある変化球でストライクを先行させると野手の動きも軽い。
四球で1人走者を出したものの、二死1塁から右中間の真ん中に運ばれたが
攻守に大活躍の川上がダイビングキャッチして試合終了

センターを中心に打ち返す、粘り強い立教池袋打線に若干戸惑ったものの
要所は長身を活かし攻めの投球をした創価のツインタワー山崎と川村
勝負どころで逃げなきゃ、強い当りも野手の正面に飛ぶ
野球とはそんなものだ。

そして外野手二人の超ファインプレーが二つ
大島、川上のファイト溢れるダイビンググキャッチには思わず拍手喝采
背走からランニングキャッチ、前へ横へのダイビングキャッチ
まだ春だっていうのに、今年の創価は既にエンジン全開の元気印
熱いぜ、創価



1 表/創価 左飛、四球、四球、一ゴ、右中三2点、四球、左安1点、右安1点、四球
     右中三3点、一ゴ
  裏/立教 左飛、四球、一ゴ、中飛

2 表/創価 左本1点、中安、盗塁死、二ゴ、右飛
  裏/立教 一ゴ、中安、投ゴ併殺(1-4-3)

3 表/創価 遊ゴ失、四球、犠打、中安2点、犠打、三ゴ
  裏/立教 中直、中安、一ゴ、中安、左二2点、右飛

4 表/創価 二ゴ失、一ゴ(2塁アウト、1塁転送が暴投となるが2塁でアウト)、中飛
  裏/立教 右飛、右飛、一ゴ

5 表/創価 中飛、遊飛、一ゴ失、中直
  裏/立教 左飛、右邪飛、中安、二ゴ

6 表/創価 投ゴ、遊ゴ、遊直
  裏/立教 四球、中直、中飛、左安1点(中継が乱れる)、二ゴ

7 表/創価 三振、二ゴ、三振
  裏/立教 (山崎→川村)一邪飛、四球、左直、中飛、コールドゲームで試合終了

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