隼人から見た空

名前は隼人です
航空会社を渡り歩いているPilotです

客室乗務員との打ち合わせ

2017-05-03 | その他

飛行前の客室乗務員への打ち合わせはとても大切です。

また実際のフライト同様に難度が高い飛行前の作業と言えます。

どうして難度が高いか?といいますと、

飛行前の客室乗務員との打ち合わせは、路線の特徴、お客様の状況、機体(客室)の状況、天候解析による揺れの予想とサービスの打ち合わせ、出発地と到着地の気象状況、飛行障害、最新の情報や話題を全て理解した上で客室乗務員へ打ち合わせができているか?その Pilot の能力が、さらけ出されるため です。

時間管理も関係してきます。出発までに時間がないのにダラダラと打ち合わせするとかは論外です。いかにポイントを押さえて打ち合わせができているかが大切です。

また一方的な打ち合わせもダメです。客室乗務員の反応や理解度を確認することはもちろん、客室乗務員側にたってサービスすることに関して相互理解を深めることも肝要です。Pilot は実際にサービスを行いません、ということは客室乗務員のサービスの内容、意向を組んでサービスを組み立てるためには意見を聴くことがとても大切です。長距離国際線と近距離路線、それぞれサービスの内容が違います。

サービスの打ち合わせに焦点を当てて書きましたが、実はサービスは二の次三の次で危機管理の打ち合わせの方が最優先します。

客室乗務員との的確な飛行前の打ち合わせ、前回の記事に書いた地上走行ができたら航空会社の Pilot としては9割くらい完成です。それくらい大切です。

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