みやぎ野菜ソムリエの会

会員同士の相互交流と情報発信を目指し、各種勉強会、産地の視察研修等を自主的に行っていく野菜ソムリエ会員のコミュニティです

『宮城の旬野菜』おすすめレシピ 3月度

2015-03-02 07:56:48 | 料理研究部会のブログ

3月に入りまだ寒い日もありますので、冬のオーバーはまだ手放せないですね。

でも春はもうすぐそこまで来ているのではないでしょうか。

今月のレシピは「つぼみ菜」と「いちご」のレシピです。

初めに、「つぼみ菜」です。

つぼみ菜というと皆さんはスーパーなどでこの時期に見かける野菜だと思います。

菜花の仲間で葉茎の若い部分を掻いて出荷する野菜で、アクが少なくて茎が太く、

繊維が柔らかく、また寒さによって甘みが増す野菜で、おひたしやマヨネーズ和えで

食べる事が多いと思います。

インターネットで見てみると「三陸つぼみ菜」という表記で書いてあるものが多くありました。

それでは別なつぼみなは「蕾菜」と書き、アブラナの一種でからし菜の変種とされています

一般的なからし菜が葉を食用とするのに対し、このツボミナ(蕾菜)は、一株で4キロから5キロの

大きな株から出てくるわき芽(蕾)の部分を収穫し食用としています。福岡県で品種開発され、

平成19年から市場での販売が始まった新しい野菜です。「蕾菜」は福岡県JAから商標登録の

申請が出されているようです。

 

それではレシピの紹介です

※「つぼみ菜と春わかめの味噌グラタン」

 

~つぼみ菜のホロ苦さが和風グラタンによく合います~

 

<材料>2~3人分

 つぼみ菜 1/3袋、 ベーコン 30g、春ワカメ 50g  ホワイトソース 1/2カップ、味噌 小さじ1、 塩 小さじ1/2~1、     

 スライスチーズ 1枚、 粉チーズ 大さじ1、 サラダ油 小さじ2

 

<作り方>

①  つぼみ菜は、茎と葉に分けそれぞれ4cm長さに切る。茎は硬いのでさっと茹でる。

②  春ワカメは熱湯でさっと茹で、3cmくらいの長さに切る。ベーコンは1cm幅に切る。

③  フライパンにサラダ油をひき、ベーコン、つぼみ菜の茎、葉の順に炒め塩で下味をつける。

④  ホワイトソースを電子レンジで温め、みそを加えて混ぜる。

⑤  グラタン皿に③のつぼみ菜、②のワカメを入れ、④のホワイトソースを流し入れ、上にスライスチーズ、粉チーズをふる。

⑥  トースターで10~13分焼き、焼き色がつけば出来上がり。

 

<コツ・ポイント>

つぼみ菜の茎と春ワカメは、シャキシャキ感を残すようさっと茹でのがコツ。

春ワカメのつるつるの食感とつぼみ菜のシャキシャキの食感が美味しいグラタンになります。

 

<レシピの生い立ち>

三陸産の生の春ワカメはこれからが旬(3~5月)。雪が残る今の季節のつぼみ菜と合わせて、

今回は洋風にしてみようとホワイトソースでグラタンにしてみました。ホワイトソースで子供さんにも

食べやすくなります。わかめもつぼみもビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。わかめには食物繊維も多く、

コレステロールを体外に排出、また血圧上昇を抑えたり、つぼみ菜には鉄分、カルシウムが多く、貧血予防にもいいようです。

 

 クックパッドにもこのレシピを掲載しております。

クックパッド版はこちらから!!

 (レシピ作成:佐藤 順子)

 

 そして、次はイチゴを使ったお料理です。いちごは水分が約90%で糖質が約10%もありビタミンCも多く含む果物です。

いちごはデザートで使うことが多いですが、今回は中々見慣れないいちごを使ったお料理を紹介します。

どんなお料理かは以下のレシピをご覧ください。

 

※「鶏の人参ジュース煮込みいちご風味」

~普段オレンジジュースで煮る鶏肉を人参ジュースで煮込んでみました~

 <材料>(4人分)

鶏手羽元肉  12本、  玉ねぎ  大1個(250g)、  白ワイン  50ml、  小麦粉   大さじ1

いちご  1パック、 人参ジュース  1本(190ml)、  水   200ml

塩・胡椒  適量、  オリーブ油  適量、  小麦粉  適量

   

 <作り方>

1、玉ねぎは薄切りに、いちごは1/2パックをみじん切りにする。鶏手羽元肉は塩こしょうをして、分量外の小麦粉で全体に粉を付けておく。

2、鍋にオリーブ油を熱し、1の手羽元肉を薄く焼き色が付くぐらいに焼く。そして一度取り出し、玉ねぎを加えてしんなりするまで炒める。

3、玉ねぎが炒まったら、小麦粉を加えて粉気がなくなるまで更に炒める。そこに鶏肉を戻し、白ワインを加える。

4、ワインが煮詰まったら、人参ジュースといちごのみじん切り、水を加えて沸騰したら弱火にして、肉が柔らかく煮えるまで15~20分煮る。そして、仕上がる5~6分前に残りのいちごをへたを取り加えて軽く煮る。そして、塩・胡椒で味を調える。

 

<コツ・ポイント>

最後に加えるいちごはあまり火を通さず、形が残るくらいがベストです。

 

<レシピの生い立ち>

 

よく鶏肉はオレンジジュースで煮ますが、たまに変化をつけたいと思い、人参ジュースで煮てみました。

そしていちごがあったので一緒に入れてみたのが始まりです。人参の甘味といちごの酸味がベストマッチした一品になりました。

 

 

クックパッドにもこのレシピを掲載しております。

クックパッド版はこちらから!!

 (レシピ作成:齊藤 知洋)

 

 

今月のレシピは目先がちょっと違ったレシピで新鮮ですね。

 皆さんも一度作ってみてはいかがでしょうか?

 来月もお楽しみに!!

 

 

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