スノーモンキー。

今回はこの本について。
「スノーモンキー」という文庫サイズの写真集です。





写真とタイトルでなんとなく想像できると思いますが、この本は以前の記事でちらっと名前が出ていた動物写真家の「岩合光昭さん」と奥さんの日出子さんが、長野県は地獄谷のニホンザル達の一年を丁寧に追った写真集です。





表紙の雪玉を抱えて遊ぶ子ザルからしてとてもユニークですが、ほかには定番の温泉で入浴するサル達やシラミの卵を摘む様子等、野性のサルそのままの姿が簡単な説明と併せて紹介されています。




岩合さんの撮る写真はまさに被写体となる動物の目線で撮られていて、自分もサルの群れを実際に現場で見ているようなリアルな感覚で読むことができます。





巻末にはちょっとしたサル図鑑と事典がついているので、これを読めばおサルさんに詳しくなれるでしょう(笑)。





この本以外にも、岩合さんが世界のあらゆる動物達を追った写真集がたくさんありますので、興味のある方は是非書店で探してみてください。





でも私的にはこの方の撮る写真はやっぱり猫のものが最高なんですけどね!