今回も不人気車種です(笑)。
1985年に登場した「PX125 T5」は、その名からわかるように、Pシリーズの仲間の一つでした。
ちなみに別名「ポール ポジション」とも呼ばれてます。
ボディはまんま「P」のそれでしたが、このT5最大の特徴はなんといっても角型ヘッドライトでしょう。
実は、ベスパがPシリーズに移行してから長らく角ライトモデルは姿を消していたんです。
で、この頃はスクーターを含めた日本製二輪が台頭してきた時期だったってこともあり、ベスパの売上も落ち込んでいました…。
そこで、かつての活気を取り戻すべく、昔好評だった角型ヘッドライト装備モデルを復活させようとしたわけですね。
しかしこの角ライト、昔のモデルみたいな「台形」ではなく、原付きスクーターによくある「長方形」タイプとしたせいで、かつてのSSやGLのような端正なルックスではなく、ちょっとオッサン臭い地味な印象になってしまいました。
そのデザイン面での失敗(?)が影響したのか、F1レーサーを起用した力の入ったPR活動も効果が無く、大コケしてしまいます。
…が、イギリス辺りでは意外にそこそこ売れた為、「PX T5クラシック」として10年以上も販売が続けられました。
でも、「やっぱ角型ライトは「台形」にしたほうが売れたんじゃないかな~…。」
と、私は思います(笑)。
1985年に登場した「PX125 T5」は、その名からわかるように、Pシリーズの仲間の一つでした。
ちなみに別名「ポール ポジション」とも呼ばれてます。
ボディはまんま「P」のそれでしたが、このT5最大の特徴はなんといっても角型ヘッドライトでしょう。
実は、ベスパがPシリーズに移行してから長らく角ライトモデルは姿を消していたんです。
で、この頃はスクーターを含めた日本製二輪が台頭してきた時期だったってこともあり、ベスパの売上も落ち込んでいました…。
そこで、かつての活気を取り戻すべく、昔好評だった角型ヘッドライト装備モデルを復活させようとしたわけですね。
しかしこの角ライト、昔のモデルみたいな「台形」ではなく、原付きスクーターによくある「長方形」タイプとしたせいで、かつてのSSやGLのような端正なルックスではなく、ちょっとオッサン臭い地味な印象になってしまいました。
そのデザイン面での失敗(?)が影響したのか、F1レーサーを起用した力の入ったPR活動も効果が無く、大コケしてしまいます。
…が、イギリス辺りでは意外にそこそこ売れた為、「PX T5クラシック」として10年以上も販売が続けられました。
でも、「やっぱ角型ライトは「台形」にしたほうが売れたんじゃないかな~…。」
と、私は思います(笑)。