奥様方

社会人学生だった奥様方。
実は仲が良くなかったりする。
自分の考えがあって、強いのも原因。
私のように、学費のすべてを自分で用意していない。夫が出していたりと家族の援助がある。

とにかく、ある程度稼げなければ生活もできない私としては、彼女達が理想が高いことに驚く。結局、好きなことをやりたいので、お金のために働くなんて、次元の低いことはないのだ。

仕事をしなければならないのは、生活していくためであるが、彼女たちは生きがいのほうが大きい。自分が働くのは生活のためと言うのも面倒になってしまう。この仕事はやりたくないなんて言えるのは羨ましい。

自分はボロボロになってしまった。恵まれた人達を見るとなおさら、惨めになっていく。「そんなにもう、働かなくてもいいんじゃないの」と。
一般的にはそういった年齢かもしれないけど、私の場合はやらざるを得ないのよと。

他人の何気ない言動から読み取れるか、読み取れないかは想像力があるかなしかである。想像力は、他人の話をたくさん聴くだけでも、膨らむかもしれないが、やはり、経験値からくるものかと思うところがある。

世間に揉まれないできた奥様方、知的には優秀であっても、やはり、苦労が足りない。弱い人の気持ちを理論で理解できても、上から目線、他人事でしか見られないだろうなあと思った。