くさぶえの道

身辺雑記 思い出の記

マーフィーの法則 第三弾

2015-01-22 00:39:45 | 参加する
またもやマーフィーの法則の登場です。
ここに転居してからの「マーフィー」の対象はこの住居の前の陸橋の先端にあって駅に続く、僅か3階しかない小さなエレベーターだ。この隣に巾のある緩やかな石段があるので、老人や自転車の人以外は大方そちらの方へ歩いて行くようだ。私はよく外に出るし、カートを持って行くのでこのエレベーターは殆ど毎日のように利用している。

さてここで一体何がマーフィーの法則なのか?と言うと、私がエレベーターの扉の前に到着するタイミングがそれなのだ。このエレベーターが止まるのはたった3ヶ所、しかもあまり短いので、2階の利用者は極端に少なく、殆んど1階と3階を往復していると言っても良い位のもの。それで私の考えでは、自分にとって都合の良い階に箱が留まっているチャンスの確率は二分の一かそれに近い数の筈だと思うのに、何故か9割方不都合な方になるのだ。即ち3階で乗ろうとするとエレベーターはいつも1階にいる、そしてその逆も同じと言うこと。偶に運よく間に合ったと思っても、あっという間に動いて行ってしまうというパターンも度々なので、不思議で仕方がない。

くだらない事と笑われるのを覚悟で、他の人はどうだろうと思って訊いてみたことがある。案の定、ある人は「言っている意味が分からない」と取り合ってくれなかったし、ある人は「待つほどの時間もなくすぐ来るものを何をそんなことで騒ぐの?」と勘違いされてしまった。

乗車時間(?)僅か1分かそこら、ボタンを押して待つ間だってその程度なのだから、そんなことを問題にしているのではない。単に確率のことを言っているのだが。そんなアホらしいこと考えたこともないらしい夫にも話してみたら、「サンプルデータが少な過ぎる」と言われた。しかし私には少な過ぎるとはとても思えない。以前の電車の時のようにきちんとデータを取ってみた訳ではないが、ここに来てから3年余りの間、このエレベーターの印象は間違いなくこの通りで、それが本当に不思議だと思い続けてきたのだ。
これこそが「マーフィーの法則」と言うものかもしれない。

 今朝も出かけようと来てみたが、やはりいつも通りボタンを押さねばならなかった。帰りも同じ!
 
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ipodを貰った

2015-01-19 23:48:51 | 参加する
年始に来た弟からピンクのipodをもらった。仕事を退いてからの弟の楽しみの一つが小さな機械いじりで、以前聞いたところでは、ヤフーオークションで中古デジカメを幾つか入手し、それぞれの部品の好い部分を使って新しいものを作り上げるのだそうだ。私も既に2台貰っている。弟はその後デジカメを卒業して今は専らipodに移行しているそうだ。

僅か3x角位の薄ペラなこの形のものは今やもう流行おくれで、自分の子供たちも欲しがらないと言う。おまけに新品を買うより却って元手が高くつく位なのだが、ひとえに組み立てるのが楽しいのだそうだ。弟の本職はビルとか、公園、研究施設など大きな建築の設計が仕事だったので、こんな小さな機械いじりも好きだったとは初めて知った。

来る前に、ipodが欲しいかどうか訊いてきたので、そんなものは使おうと思ったこともないし、ほかに音楽を聴くツールは幾つか持っているから、訊かれても欲しいかどうかさえも分からないと答えておいた。以前ウォークマンとか、ポータブルデッキなどが出始めた頃、うちの家族皆も盛んに使っていたが、当時の私には殆ど関心外だったし、後にパソコン、次いでipadを使うようになるとその中にいくらでも音楽を入れて簡単に楽しめるようになったので、単独でのipodの必要性など尚更考えることはなかったのだ。

でも一つ貰ったからには先ずは使ってみることにした。一千曲近い音楽を入れてあったIpadから大半を取り込み、--こんなちっぽけな器械にそんなに沢山の曲が楽々入るなんて!-- イヤフォンを取り付け、エプロンなどのポケットに入れて聴いてみた。そして一遍で気に入ってしまった。もともと自分の好きなアルバムばかりが入っているので、アトランダムに流れてくる曲が次は何かな?と却って楽しみになる。使い方をまだ十分聞いていないので、今のところシャッフルのみだ。普段はここまで聴き込んでいないので、思いがけない忘れていたような曲を労せず色々聴くことが出来るのが却って良い。ただ順序が脈絡ない筈なのに、短い間隔で何度かシューベルトの「魔王」が出てくるのは変だと思ったら、それは18人の歌手の歌う「魔王」のアルバムだったことを思い出した。

最近は手や足の不具合でどんどん辛くなっている台所仕事も、これのお蔭で少しはやり易くなるかもしれない。こんな様子を報告しながら弟に改めてお礼のメールを出した。



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にぎやかなお正月

2015-01-11 13:59:02 | 参加する
このお正月は我が家としては大忙しの三が日となった。まず暮れの三十日夫の姪が名古屋から初めてここを訪れてくれた。仕事を持っている人だから、何年かぶりの話が弾んで本当に楽しかった。でもただでさえ遅れ放題になっていた年末の大掃除の予定はとうとうどこかに飛んで行ってしまって、結局大方来年に持ち越すこととなった。予想通りの結末。

元旦はホールで、恒例の賀詞交換会があり、その後三々五々食堂に移ってお屠蘇とお雑煮で新年を祝った。同じテーブルの皆さんの晴れ着姿をみて急に思い立ち、部屋までipad を取りに行った。最近はカメラをやめて専ら小型ipadを使っている。他のテーブルの人たちも集まってきて注文が相次ぎ、中には遺影になるように撮って、と言う注文も何人かいて、私は俄か写真屋になった。頼まれもしないのにモデルになってもらった人達もいたので、押しかけ写真屋とも言える。家に帰ってから早速プリント作業に専念した。 撮るのは超簡単、何の技術もいらないが、やはり撮った後はトリミングや露出の調整など、自分のカンだけが頼りの修正らしきものを施すのだがこれが楽しい。ピンボケ写真もあったが、中にはきっと喜んでもらえそうなものも何枚か出来て嬉しかった。


翌二日は弟が息子二人を連れて年賀に来てくれた。この甥二人は殆ど10年以上も会っていなかったので本当に久しぶり、昔の儘の顔も時々見せながらもすっかり大人になっていた。後から加わった息子も交えておおいに話がはずんだ。ガーデンテラスで記念写真を撮り、ラウンジへ流れ込んで珈琲を飲んでいるところへ、娘一家三人がやってきたので、我が家だけで総勢9名が一画を占領する形となった。ここの珈琲はいつも大変美味しいと常連家族の間では評判になっている。弟家族3人が先に帰った後は、娘家族と家でお節を囲み直した。


四日はホールで、新春お琴の演奏会だったが、お昼に息子のお迎えの車がきて、息子一家と近くのお店で賑やかなすき焼き新年会だった。そんなわけで、今年は例年以上に大賑わいの楽しいお正月でした。


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