莉桜の新譜

万年金欠サラリーマンのお気楽人生

弦楽器の鳴りがどうしても悪い。

2017-05-13 11:12:05 | 日記
ただ、あいにく、朝から小雨がぱらついていたのです。

湿気が多いときは、弦楽器の鳴りがどうしても悪い。

しかし、こればかりは、いかんともしようがなかったのです。

そのうえ、午後から冷えこんできたので、コンサートのはじまるころには、雪になるかもしれなかったのです。

Aの予想があたって、陽が落ちてから、雨は雪に変わったのです。

開場後間もなかったので、Aがついたときには、ロビーにも客席にも、ごくわずかの人しかいなかったのです。

いつものように、彼はチケットに記されている座席番号を確認したうえで、自分の席についたのです。

きっと靴の縫い目から水がしみこんだのであろう、靴下まで濡れてしまったようで、気持が悪かったのです。

なんたることだ、ベストコンディションでコンサートにのぞもうと思っていたのに。

おまけに、この演奏会場には、クロークがなかったのです。

大男の軒、香水の女、前の席の男の頭……時間の経過につれて、次第に聴衆の数もふえていったのです。

やがて、Aの右隣の席に、100キロをこえていると思われる大男がきます。

彼女は、さて、これはなんという香水であろうか、ともかくやたらに香りのたかい香水の匂いをあたりにただよわせた。

どうしたのであろう、Aの友だちはまだこなかったのです。

雪が降りだしたので、タクシーがつかまらないのかもしれないのです。

開演間近になって、まえの席にひどく背の高い男が駆けこんできます。

この男は、座高が異常に高かったので、彼の頭で指揮台のあたりがすっかりみえなくなったのです。
群馬のピアノ処分
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