長い天然痘原因:内分泌

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足元

2017-07-18 10:41:30 | 日記
朝焼けを追いかけ、夕暮れに恋し、空の蒼ばかりを見つめていた。未来、明日、ミライ、アシタと。
両の手を伸ばし、星降る夜を眺めた。ミライ、アシタと

雨の日さえも、雲の向こうに青空があることを知っていたから。飛行機から眺める空を思い出しては、瞳を閉じて、青空をまぶたに写した

ある日、この日、雨に打たれた地面に、沢山のクローバーを見つけた。クローバーに見つめられた。酷く、恥ずかしくて、気配を消した。クローバーの幸せのそよぎが笑った。

今まで、踏みつけていたね。ごめんね。
しゃがむことを忘れていたね。クローバーは笑った。僕は泣いた。

うつむいている自分を見られるのが、怖かったんだ。クローバーはまた、笑った。

僕はモノクロの世界で、固まり、一枚の写真となった。

裸の王様にはなりたくない。
でも、裸の大将にもなれていない。
写真には、そんな戸惑い人が映りこんでいた。


雑木の織りなす山の蒼。飛びかかるように蒼く萌える。それは、地上の雲

雨は涙だけど、涙が育てた蒼

うつむいて、しゃがむことを忘れていたね。
空の空っぽに、明日の彩りに執着して、空っぽを手放せなかったね。また、泣いた。

君はどうかしていたの?クローバーが笑った。
今は灰色の雨だよ。
君は何を見ていたの?

何も見てなかったよ。ごめん。灰色の世界の優しさを信じきれなくて。

しゃがんで、足元を見つめた。雨はやみ、水たまりに、青空が控えめに、こちらを見つめた。

すぐに眩しい白い大陽が、水面を鏡にした。
灰色のアメンボの脚が銀色に輝いた。

ただ足元を見た。僕は何もしていない。
委ねた世界は信じたらと笑った。

ただ、足元を見て、うつむいて、悲しんで、

空っぽに執着ねぇ?誰かの笑い声がした

パステルカラーの傘を差したあなたは誰?

イマもゼツボウも忘れていた。
また、足元を見つめた。
色のない世界を忘れないでね。草の香りのする体温のある風が通り抜けた

身体中の力が抜けた。深く、息を吸った
時の流れが妙にゆっくりだった。

じっと、もっと、足元というイマを見つめた

福潤宝
Muira.PuamaII(魔鬼天使)
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