バリエーション山行同人

バリエーション山行を志向する登山者の集まり(主に、東京、神奈川、埼玉エリア在住の方向けの同人形式の山岳会)

奥多摩 日原川 巳ノ戸谷(2017.7.16)

2017-07-17 10:06:45 | 

この3連休は、剱八ツ峰に行く予定で、富山行き夜行バスの予約もしていたが、あいにく日曜、月曜の北陸地方の予報が思わしくなく、ギリギリまで迷ったが、結局、富山行きは諦め、急遽、好天の関東地方での沢登りに転進することにした。腹案の沢はいくつかあったが、日原川水系でついつい後回しにしていた巳ノ戸谷(みのとだに)に行くことにした。これまで何となく後回しにしていたのは、遡行図に出てくる「忌山(いみやま)の悪場」というゴルジュのためで、なかなか単独での遡行に踏み切れずにいたのだが、今回、好天とパートナーが得られたこともあって、急展開ではあったがとにかく行ってみることにした。

奥多摩駅7:27発のバスで東日原に向かう。バスは2台出たが、春先ほどの混雑はない。やはり盛夏なので奥多摩の低山ハイクは避ける傾向にあるのであろう。乗客の半分以上は川乗橋で下車し、東日原で下車した残りの乗客もほとんどは一杯水方面に流れたようで、日原林道を歩くのは我々のみ。

 

▼中日原バス停の先からの稲村岩。風もなく、好天が期待できそう。

 

▼八丁橋(8:30)。林道には水たまりが多く、前夜は雷雨があったことをうかがわせる。

 

天祖山登山口付近にあるゲート(数台の駐車あり)を越え、林道を進む。左を流れる日原川まではかなり深いようで、果たして河床に降りられる道があるのか不安になるほど。ほどなく、目印のガードレールが見つかり、そのほとりでハーネス等を身に着ける。

 

▼赤いしるしの付いた逆V字型のガードレール。この脇から踏み跡はあるものの、かなり急傾斜。

 

▼巳ノ戸谷の出合(9:40)。水量は多かったが日原川本流の渡渉は問題なかった。

 

▼出合からほどなくして現れた大滝(15m)。少し戻って、右のガレから大きく巻く。巻道は明瞭。

 

▼大滝を過ぎるとしばらくゴーロを進むが、「忌山の悪場」のゴルジュと思われる入口が見えてきた。

 

▼核心部と呼ばれる、大きな釜を持った4m滝とその奥の8m滝。迷った結果、左壁を巻く。

 

▼その後も倒木を避けながらの登攀が続く。

 

▼「忌山の悪場」の最後の6m滝の左壁を上から見下ろす。数か所の残置ハーケンに助けられて登ったが、不安定で要注意。

 

▼果敢に水流を攻めながら楽しく登れる手頃な滝が連続し、全く飽きさせない。とにかく滝が多かった。

 

▼多くのガイド本で遡行終了点となっている五平窪のスダレ状10m滝(14:00)

 

▼この先の沢筋本流には倒木。

 

五平窪のすぐ手前に右から落ちているガレ場に太いワイヤが下がっていたので、作業道と関係があるものと解釈し、沢靴を履きかえた後、その助けを借りて急登。その後、明瞭な踏み跡が続く作業道が現れたが、この上に更に明瞭な作業道があるとの情報に基づき、見送ってさらに小尾根を登る。

▼最初に横切った作業道。

 

▼さらに、その上部にあった2つめの作業道。これを進む。

 

この作業道はほぼ標高1200m付近(高度計補正が十分でないので誤差あり)を辿っており、かなり長く続いていて、土止めの杭などがあって人工が入った感じであったが、小広い尾根に出たところで急に踏み跡が怪しくなった。その前後を探索するものの道がよく分からず、結局、ヤケト尾根の進む方角に磁針を向け、強引に広葉樹の中を進む。するとほどなく、別の作業道と交差したので、今度はこれを進む。所々、赤テープがあり、等高線に沿って進む道と右下にヘアピンカーブで折れる分岐点にあった赤テープ地点で少し逡巡したが、意を決して右下に降りる道を進む。数多くのつづら折れややせ尾根を通過する等、かなり複雑な経路を辿っていくと(下降の傾斜を抑えつつ、かなり遠回りした経路で道が付けられているような気がした)、日原川本流の沢音が近づいてきた。

 

▼日原川本流に掛かったかなり床板が老朽化した吊り橋(17:00)

 

▼橋を渡って斜面を登ればすぐ林道と思っていたが、この辺は本流が蛇行しており、林道に出るまでは少し歩く必要があった(17:25)。辿りし作業道は水源管理のための道だったらしく、通行禁止の看板があった。

 

何とか明るいうちに林道に出ることができて一安心。このあと、東日原バス停に向け、最終バスの18:52発に間に合うよう、今日1日を振り返りながら、朝辿った林道を戻って帰路に就いた(結局、夕立もなし)。

 

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