吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

初陣2

2014年04月20日 | 自転車

大阪では自転車通勤でした。

前回、小径折りたたみ自転車「鉄道一号」を投入したのですが、壊れてしまったのでした。
鐵道壱號大破

この出張は例年同じ頃、あと数回続く予定なのです。去年鉄道一号が壊れてから、すでに次期市街地用自転車を構想していたのです。
現在保有している街乗り用自転車は山口シルバー号女子用「銀様」がありますが、一部ではコレクション的価値のあるものなので、ちょっと外に置きっぱなしのような使い方はしにくいのです。
そこで、盗まれてもあまり惜しくない、しかし心にティン♪と来る自転車を物色していたのです。
そして、今回デビュー!

名称未設定!

ブリジストンのメッセージというモデルです。今もあるかな?
多分、80年代のものですが、当時すでに絶滅傾向にあったロッド式ブレーキを採用しています。
昭和40年代あたりから、自転車のタイヤの規格はBE(ビーデッド・エッジ)からWO(ワイヤード・オン)に主流が移り変わります。
実用車の場合、後輪はバンドブレーキなど車軸(ハブ)部分に付くので大した問題は無かったのですが、リム(車輪の外周の金属の部分ね)の形が変わったので、それまでの引っ張り上げ式のブレーキから両側から挟みこむブレーキ(キャリパー・ブレーキ)に変わり、ロッド式からワイヤー式に変わりました。
これはその過渡期にわずかに存在したロッド式キャリパー・ブレーキを装備しています。

あっしはこのロッド・ブレーキってヤツが好きでしてね。ここがティン♪ときた部分です。
特に後輪へ行くロッドのハンドルを切る時の動きがたまらんのです。
こだわったのはそこくらいかな。

最近はいわゆるママチャリもアルミ合金(昔は軽合と言った)を多用していて、結構軽いのですが、コイツは鉄がほとんど。ステンレスは錆びにくいけれど鉄なので重い。
でも基本平地で、片道10キロ程度、変速が無くても少々重くても問題なし。

こんな風に荷物を積んで

ニッカーボッカーの作業着姿で街を走ればそれはもう素敵な労働者

今回の宿は西成警察署向かいの一泊1400円。三畳一間、エアコン、テレビ(アダルト無料)、トイレ風呂共同、無線LANあり。
仕事が終わったら、宿の前の駐輪スペースに停めて、すぐ近く、阪堺電車今池駅下のホルモン焼き屋「やまき」へ。
ホルモン、キモ(レバー)、アブラ(腸の内臓脂肪らしい)各ひと串60円(4月以降70円)、まるで漫才のような常連の会話(ほんとに漫才みたいだ)を楽しみつつの一杯が至福なのよ!

じゅわー

駐輪スペースに置いておけば、いたずらはされない。

という具合で初陣は大成功。

ただし、かさ張るのは弱点。高性能の折りたたみもやっぱり欲しいところか。


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