軽音楽談話室(廃屋)

「琥珀色に魅入られてしまった人生・・」

METRODORA / デメトリオ・ストラトス

2005-06-01 08:00:00 | 音楽
DEMETRIO STRARTOS: PERFORMER
PAOLO TOFANI: SINTETIZZATORE

1.SEGMENTI UNO
2.SEGMENTI DUE
3.SEGMENTI TRE
4.SEGMENTI QUATTRO
5.MIROLOGHI 1 (LAMENTO D'EPIRO)
6.METRODORA
7.MIROLOGHI 2 (LAMENTO D'EPIRO)
DEVerso n.5

1976年6月13日白血病でこの世を去った、ギリシャ人でイタリアのジャズ・ロック・グループ アレア のボーカリスト、デメトリオ・ストラトスのソロアルバムです。
DIVersoシリーズはクランプス・レーベルの前衛的実験シリーズでその5番目の作品だそうです。(他にはスティーブ・レイシー、パオロ・トファーニの作品があるみたいです)

デメトリオ・ストラトスはいろいろな歌唱法の研究をしていたようですが、つまりこの作品はその研究発表・・・と言ったところでしょうか。


1曲目。低い唸り声が地を這うように響き続ける。まるで富士の樹海に入った稲川淳二に近づく悪霊のごとく。一定間隔で出てくる「ウラウラウラウラ」と言うかん高い声がなければ怖い怖いボイスです。
2曲目。何かに恐れを抱いているような・・・弱々しいボイスで始まるが・・・何だかよく分からないなぁ・・・
3曲目。密林の猿の遠吠えですね。吠え猿。
4曲目。コーラスのようなボイスが多重録音されており、まるで空襲警報のごとく響き続ける。時々「バウッ!!」と怒鳴りが入ります。

5曲目。まともなボイスです。よくアレアのアルバムに入っていたような独特の「イヨッイヨッイヨイヨイヨイヨ」と言うようなストラトス歌唱法ですね。ポンポンとシンセの音が入ってます。ギリシャ、バルカン当たりの歌唱法なのでしょうか。もの凄く素晴らしいボイスですね。
6曲目。何か語っていますね、同じセンテンスを繰り返しているボイスをバックに。何言ってるんだ、「ココン、ミーリョ」・・・何のこっちゃ。
7曲目。またまたストラトス歌唱法、パート2。

そういえば最初の2曲ぐらい聞いて「こりゃ駄目だと」お蔵入りしていた作品でしたが、後半3曲はまともに聴けますね。最初の4曲、その辺でやってたら間違いなく病院送りです。

「インターナショナル・ポッビュラー・グループ アレア」は私にとっては一番好きなプログレバンドで、デメトリオ・ストラトスはボーカルを楽器として聞いている私にとっては最高のボーカリストです。一年に一度命日にでもこの作品を聞くことにいたしましょう。

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