まさしく「どーでもいい話」なんだけど、
先日、スナック菓子の“カール”を食べようとして、
ちょっと驚いてしまった。
ほら、スナック菓子を食べるとき、
まずは袋を開けるじゃないですか? (←当たり前ですなw)
あの「袋の開け方」が、知らない間に
エライ変化を遂げていたのである。
具体的には、上のカット写真を見ていただきたいのだが、
要するに“袋の上部”ではなく、
“袋の中央部分”を「左右にガバッと開く」……
いつの間にやら、そんな開け方に変更されていたのである。
(イメージとしては、多人数でワイワイやってるときに
みんなで摘みやすいように
スナック菓子を開封するときのやり方、あれである)
ま、どこから袋を開けようと
「食べる人の自由」って話もあるわけだが(笑)、
メーカー側が“開け口”として指定している位置が、
“袋の上側”から“袋の中央部分”に変更されたと、
要するに、そういう話である。
ちなみに「おっ、今はこれが主流なのか……?」と思って
他のスナック菓子を確認してみたところ、
明治の“カール”以外の商品、
たとえばカルビーの“サッポロポテト”とか、
あのへんのスナック類は軒並み、以前と同様の開け方となっていた。
今回、わざわざ“カール”だけが開け口の位置を変更した理由が
ちょっと分からないのだが、実際に試してみた印象としては、
「袋の中央部分を左右に開く」この新しい開け方、
なかなか使い勝手がよろしい(笑)。なんたって、中身が取り出しやすいんである。
こういう、本当に「どーでもいいような部分」の
“ちょっとした進化”ってヤツを見るにつけ、
日本人の創意工夫にかける意気込みが実感できるようで、
なんだか嬉しくなってしまう。
なんつーか、少なくとも“商品パッケージ”の完成度に関しては、
日本製品って、世界でもっとも洗練されてるんじゃないだろうか?
たま~に、ヨーロッパ製のお菓子とかをもらうことがあるけど、
あっちの製品って、けっこう悲惨なやつが多いんだよね~!!
特に老舗メーカーのパッケージに多いのが、
「取り出しにくい」「壊れやすい」「古くさい」の三重苦(笑)。
たしかに色つかいなんかはお洒落で、デザイン的に
ナイスなものも多いんだけど、ひとつの“モノ”として
機能本位で見ると、なんか「まだまだ」って感じ。ある意味、
「うちは昔から、コレでやってんだ! 文句あっか!?」的な
メーカーの声まで聞こえてくるようだ。
要するに“伝統”と言えば聞こえはいいんだけど、
“進化”だとか“改良”って部分に、ぜんぜん意識が向かってないんだよなぁ……。
ワインのコルク栓とか見ても、そうじゃないですか?
正直「あっちが本場で、それが正式のスタイルになっている」から
みんな有難がってるだけで、フツーに考えれば
純粋に「開けにくい」こと、この上なしという……(笑)。
なんつーか、こと“パッケージ”に関しては、
わが日本も「まだまだ捨てたもんじゃないかもしれないヨ」と、
要するに、そういう話ですよ。
え、「大切なのはパッケージじゃなくて中身だろ」?
ま、それはそれで“別の話”ってことで、ひとつ……(笑)。
カールはスナックでは大粒だから取り出し口も大きいほうが良いってことなのかな?
うーん、それは関係ないか(笑
私の場合、スナック菓子って
いつも「食べ始めると、一気にひと袋!」って
パターンなもので、
その発想はなかったかも……(笑)。
あと、“パーティ開き”って言葉、いいですね!
なんか、感じがスゴクよく表れてる気がしますw