ログ・ファイル管理コマンド：tail

OS上で動作している各種のサービス・プログラムでは、動作状態の情報をログ・ファイルとして、テキスト・ファイルに書き出している。例えばWebサーバのログや、ファイアウォールの動作ログなどだ。
これらのログ・ファイルは逐次新しいデータがファイルの末尾に追加されている。
ログ・ファイルの最新の内容を確認したいときにはtailコマンドを使う。

tailはファイルの最後の部分を指定した行数だけ表示するというコマンドであるが、「-f」オプションを指定することにより、ファイルの最後を常に表示し、新しいデータが追加されるたびにそれを表示する。これを使ってログ・ファイルの最後を表示させておけば、新しいイベントをリアルタイムに管理することができる。

$ tail -f -5 check.log