淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

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「お厚いのがお好き? (扶桑社文庫)」は世界の名著を分かりやすく噛み砕いた面白本。

2016年12月10日 | Weblog
 ニーチェもキルケゴールもマキャベリもそうなんだけれど、実は、その世界的な偉人自身や書かれた名著と呼ばれている幾つかの書物をちゃんと知らないし、ほとんど読んだことがない。

 歴史に名を刻む小説でもそうだ。
 いつかは読もうと思ってはいるけれど、その膨大な厚さを目にすると、さすがに怯む。
 ドストエフスキーもそうだ。プルーストの「失われた時を求めて」もそうである。

 そんな時、本屋さんでたまたま目にしたのが、「お厚いのがお好き? (扶桑社文庫)」だ。
 これがまた、コンビニ感覚というか、手軽に楽しめる案内書になっていて、スラスラ読めるから楽しい。
 もちろん、たったこれだけで世界の名著が分かるなんて、そんな馬鹿なことまでは言いません。

 読んでいて、特に理解できたのが(あくまでも上っ面です)ヘーゲルの「弁証法」と言語学者のソシュールだ。
 ソシュールは、実際の「一般言語学講義」を読んでみたくなったほど(無理か・・・)。

 ソシュールはいう。
 「言葉によって名付けられる前に物や観念は存在しない」のだと。
 確かに!

 たとえば、「DV」でも「セクハラ」でも「ストーカー」でも、それまで曖昧模糊としてぼんやりと存在していたものが、きちんと社会的に「言葉」として成立・認知されることで、それらの現象におけるあらゆる側面が露呈されてゆくからだ。

 ただし、この「お厚いのがお好き? (扶桑社文庫)」、あくまでも世界的な名著の入門の入門編だということをお忘れなく。









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