淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「THE虎舞竜」高橋ジョージ氏、たった「ロード」一曲大ヒットに今でも毎年1,200万円の印税だとか・・・。

2017年06月13日 | Weblog
 我が国日本は、GDP(国内総生産)は世界でアメリカと中国に続く世界第3位という素晴らしい数字をあげているにもかかわらず、なぜか貧困率が、世界で4番目というかなり異常な高さをみせている。

 これって、いったい何なんだ?
 きちんと国民全体に「富」が還元されていないということなんだろうか? つまり、そういうクリアで真っ当な経済流動還元システムが、わが国日本では未だに確立されていないということなんだろうか?
 現在、日本では年収300万円が給与所得者全体の約4割を占めている。経済的な格差はますます大きな広がりをみせているということになる。

 ネットを見ていたら、面白い記事があった。
 ある映画公開イベントに「THE虎舞竜」の高橋ジョージ氏が出た際、記者とのやり取りの中で、自分が作詞作曲した「ロード」という曲の印税が16億円だったということを明かしたのである。

 「THE虎舞竜」の高橋ジョージ氏が作った曲「ロード」は大ヒットを飛ばしたけれど、結局売れたのはこの一曲だけで、バンド自体はいわゆる一発屋で終わってしまった。続くヒット曲には恵まれなかった。
 それでも一発曲を当てると、こういうことになる。
 しかも、彼には今でも年間1200万円ほどの印税が自動的に入って来るのだとか。
 カラオケで一回歌われると、7円が黙ってもカウントされてゆくのだ・・・。

 別に高橋ジョージ氏をどうのこうのと言っているわけじゃない。彼は自らの才能で曲を生み出し、それを開花させたことで大きな収入を得たのである。素晴らしいと思う。自分で勝ち取った大きな勝利だ。頑張った人間として当然の報酬である。

 ただ、厳然たる事実として、明確なデータとして、1年間を一生懸命に働き、家族全員300万円でなんとか暮らしている人たちもいれば、今でも(別になんらかの労働を駆使しなくても)毎年1200万円が銀行口座に振り込まれ、悠々自適な生活を送る人もいる。

 現実というものは途轍もなく厳しい。
 生きてゆくということは、絶えず、不合理と矛盾とやるせなさに溢れてる。


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