vagabond の 徒然なるままに in ネリヤカナヤ
エメラルドグリーンの海,溢れる太陽の光,緑の森に包まれた奄美大島から,乾いた心を瘉す写真をお届けします。
 



以前,鹿児島市の石橋記念公園のことを取り上げたが,その中で触れた市内唯一の3連アーチの石橋である潮見橋が,来年1月には解体されるそうだ。
写真は,12月上旬に訪れたときのもの。

潮見橋の架かる和田川は,生活排水が流れ込んでいるような雰囲気のお世辞にも奇麗な川とはいい難いものだが,石橋ならではの重厚な造りはやはり美しい。
石の間から無造作に雑草が生えている当たりも風情がある。

この橋は,地域住民の生活道路として愛用されているようで,ひっきりなしに自動車,自転車,歩行者が通行していた。
この写真は,自動車に轢かれそうになりながら何とか撮ったもの
この日も,アマチュアカメラマン数人が潮見橋の最後の姿を残しに来ていた。
現地保存や移設保存を求める声も少なくないらしい。
この橋の撤去工事については,鹿児島市議らが11月末に裁判所にその差し止めを求める仮処分を申請したそうだ。
甲突川の五石橋と同様に法廷闘争に持ち込まれたわけだが,この手の話を見聞するといつも,円滑に話合いができないのだろうか,と思う。
いずれにしても,優美な石橋を見られる場所が,また一つ町中から消えるのは少し寂しい。

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